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メンバー発表後に4名が離脱も…9度目V目指すブラジル代表

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 ブラジル代表は14日、南米選手権(コパ・アメリカ)のグループリーグ初戦を迎え、ペルー代表と戦う。しかし5月5日に23名の登録メンバーを発表してから、ここまで実に4選手が負傷離脱した。

 GKジエゴ・アウベス(バレンシア)の離脱に始まり、DFマルセロ(R・マドリー)、MFルイス・グスタボ(ボルフスブルク)、DFダニーロ(R・マドリー)が負傷が原因でチームを離れている。

 代わってGKネト(フィオレンティーナ)、DFジェフェルソン(インテルナシオナル)、DFダニエウ・アウベス(バルセロナ)、MFフレッジ(シャフタール)の4名が追加招集された。

 ブラジルW杯後に就任したドゥンガ監督は、ここまで10連勝しており、この上ない形でコパ・アメリカを迎えることになった。大会前最後の親善試合となったホンジュラス戦は1-0の完封勝利。しかし、ブラジル国内では得点力不足を嘆く声が多くを占めているのだという。

 これについて、ベテランFWロビーニョはホンジュラス戦後に「ブラジルの試合を見るファンがより多くのゴールを求めているのは分かっているし、当たり前のことだと思う。でも、僕たちはあくまでコパ・アメリカに照準を合わせて準備しているんだ」と話したという。

 現在のセレソンはFWネイマール(バルセロナ)に依存しているともいわれるが、新戦力も奮闘をみせている。ホンジュラス戦で決勝点を決めたFWロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)もその一人。昨秋に代表デビューを果たすと、コパでもメンバー入りを果たした。

 プレミア移籍も囁かれるフィルミーノは「全力でプレーを続けた結果、ブラジル代表チームに留まることができているのは本当に嬉しいよ。大事なのはチームをサポートし続けること。得点だけにこだわらず、チームが前を向いてプレーできるように仕事をしたい」と意気込んでいる。

 相次ぐ故障者に見舞われたセレソンだが、10連勝の勢いそのままに9度目の優勝を果たせるか。14日にペルー代表、17日にコロンビア代表、21日にベネズエラ代表とグループリーグを戦う。

現時点でのブラジル代表メンバーは以下のとおり 

▽GK
1 ジェフェルソン(ボタフォゴ)
12 ネト(フィオレンティーナ)
23 マルセロ・グロイ(グレミオ)

▽DF
2 ダニエウ・アウベス(バルセロナ)
3 ミランダ(A・マドリー)
4 ダビド・ルイス(パリSG)
5 マルキーニョス(パリSG)
6 フィリペ・ルイス(チェルシー)
13 ファビーニョ(モナコ)
14 チアゴ・シウバ(パリSG)
15 ジェフェルソン(インテルナシオナル)

▽MF
8 エリアス(コリンチャンス)
11 ドウグラス・コスタ(シャフタール)
16 カゼミロ(ポルト)
17 フレッジ(シャフタール)
19 ウィリアン(チェルシー)
20 エベルトン・リベイロ(アルアハリ)
21 コウチーニョ(リバプール)
22 フェルナンジーニョ(マンチェスター・C)

▽FW
7ロビーニョ(サントス)
9 ジエゴ・タルデッリ(山東魯能)
10 ネイマール(バルセロナ)
18 ロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)


●コパ・アメリカ2015特設ページ

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