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離脱安藤の“代役”菅澤が結果残す得点「持ち味が出せた」

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[6.12 女子W杯C組 日本女子2-1メルーン女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は12日、女子W杯グループCの第2戦でカメルーン女子代表と対戦し、2-1で勝利した。2連勝で優勝した前回大会に続く2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたなでしこジャパンは、今大会全体でもグループリーグ突破一番乗りを決めた。日本の第3戦となるエクアドル戦は16日に行う。

 初戦のアクシデントをバネに、なでしこが2連勝で決勝トーナメント進出一番乗りを決めた。なでしこジャパンは初戦のスイス戦に1-0で勝利。しかし決勝PKを奪ったMF安藤梢が左足腓骨外果骨折と診断され離脱を余儀なくされるなど、大きな代償を払った。

 ただ安藤の分まで頑張るという思いがなでしこをより一層団結させている。試合前にハイタッチをしてパワーを貰ったというFW菅澤優衣香。安藤に代わるFWでのW杯初先発となったが、前半17分に持ち味の打点の高いヘディングシュートで試合を楽にする2点目を記録。「試合前から得点を取るのは決めていた。それを実行できたことは良かった。自分の持ち味が出せた」と充実の汗をぬぐった。

 菅澤のゴールをアシストするなど、存在感を見せたキャプテン宮間あやも安藤の離脱を刺激にしている。試合内容については「途中から相手の良さを出させてしまった」と反省したが、「彼女のためにと口でいうのは簡単ですが、心に響くような試合がしたかった。届いたかどうか分かりませんが、これからも安藤選手の分まで頑張りたいと思います」と気合を入れ直していた。


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