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[コパ・アメリカ]アルゼンチン、快勝ムードも…パラグアイが終了間際に劇的同点弾

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[6.13 コパ・アメリカ アルゼンチン 2-2 パラグアイ]

 コパ・アメリカは13日、グループB第1節が行われ、アルゼンチン代表とパラグアイ代表が対戦し、2-2で引き分けた。

 序盤から主導権を握り、ゴールを脅かしたアルゼンチンが前半29分に先制に成功する。カウンターからFWリオネル・メッシが前線に運ぼうとしたボールはDFミゲル・サムディオにカットされるが、サムディオのバックパスをかっさらったFWセルヒオ・アグエロがドリブルを仕掛け、GKアントニー・シルバまでかわしてゴールネットを揺らした。

 さらに攻撃の手を緩めないアルゼンチンは、前半35分にメッシのパスを受けたMFアンヘル・ディ・マリアがPA内で倒されてPKを獲得。これをメッシが落ち着いて決めてリードを2点差に広げた。

 2-0とアルゼンチンがリードしたまま後半に入っても、試合の流れは変わらず。主導権を握るアルゼンチンは、後半13分にMFハビエル・パストーレとのパス交換からPA内に進入したメッシが狙ったが、A・シルバにストップされた。すると、劣勢に立たされていたパラグアイが徐々に盛り返していく。そして同15分、MFネストル・オルティゴサのパスを受けたMFネルソン・バルデスが、強烈なミドルシュートを突き刺して1点差に詰め寄った。

 後半22分にはパストーレにゴールを脅かされながらもA・シルバの好セーブでしのいだパラグアイは、同26分にMFデルリス・ゴンザレスのグラウンダーのクロスからバルデスが決定機を迎えるがシュートはジャストミートせず。さらに同32分には右サイドからの展開でフリーになったサムディオが狙うも、GKセルヒオ・ロメロに弾き出されてしまった。

 しかし、このままアルゼンチンが逃げ切るかと思われた試合終了間際の後半45分、オルティゴサのFKをDFパウロ・ダシルバがヘッドで落とすと、FWルーカス・バリオスが蹴り込んでパラグアイが同点に追い付いた。その後、スコアは動かずに2-2の引き分けに終わった。


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