beacon

[関東]田場ディエゴがデビュー戦でゴール!!国士舘大は3発ドローも5節連続首位キープ:第11節

このエントリーをはてなブックマークに追加
JR東日本カップ2015
第89回関東大学サッカーリーグ戦1部


 JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦1部の第11節が13日と14日に各地で行われた。首位に立つ国士舘大は3位・慶應義塾大と対戦すると、3-3で引き分けた。勝ち点1を分け合ったものの、2位の流通経済大駒澤大に0-3で敗れたため、首位の座をキープし、前期リーグを終えている。

 総理大臣杯では2回戦で東洋大に1-1(PK1-3)で敗れた国士舘大。中断期間を明けて迎えた今節では3位・慶應義塾大との上位決戦となった。

 まずは前半16分、FW松本孝平(3年=藤沢清流高)のアシストから初先発のFW田場ディエゴ(1年=日大藤沢高)が先制点。高校選手権での活躍も記憶に新しい“日藤のマラドーナ”が国士舘大進学後、初の公式戦出場で結果を残した。

 しかし慶應義塾大が前半36分に追いつく。こちらもルーキーのFW松木駿之介(1年=青森山田高)が同点弾。1-1で迎えた後半14分には慶應義塾大が逆転に成功。MF加瀬澤力(3年=清水東高)のドリブル突破から、最後はFW黄将健(4年=近畿大附高)がゴールを決めた。

 先制するも逆転された国士舘大。果敢に攻め込むと、後半20分には先制アシストの松本が自らシュートを決めて2-2に追いつく。さらに同36分には2度目のリードに成功。MF平野佑一(2年=國學院久我山高)のFKの流れから、またも松本がシュートを叩き込んだ。3-2と逆転した。

 それでも諦めない慶應義塾大は2分後に同点弾。途中出場したMF手塚朋克(2年=静岡学園高)のドリブル突破から最後は松木がこの日2点目となるシュートを決めた。3-3で試合は終了。松本の2得点1アシストの活躍や、両校ルーキーの活躍もあり、勝ち点1を分け合った。国士舘大は5節連続の首位をキープしたものの、慶應義塾大は5位へ後退した。

 2位の流通経済大駒澤大に0-3の零封負けも、上位陣が勝ち点を取りこぼしたため、2位を守った。4位の順天堂大早稲田大に1-2の敗戦。3戦勝ちなし(2敗1分)で7位へ転落した。対する早稲田大は4連勝で6位から4位へ浮上を果たしている。

 5位・法政大は11位・神奈川大に2-0の完封勝利。2戦ぶりの白星獲得で今季最高タイの3位へ順位を上げた。上位陣が勝ち点3を取りこぼしたため、首位・国士舘大に勝ち点2差に迫っている。敗れた神奈川大は今季2度目の最下位へ転落した。

 8位に沈む明治大は、アミノバイタルカップ優勝の勢いそのままに、専修大戦に臨むと、2-1の逆転勝利を果たした。リーグ戦では4月15日に行われた神奈川大戦(2-1)以来となる、実に8試合ぶりの勝利となっている。

 前半36分に先制されるも、後半2分にFW和泉竜司(4年=市立船橋高)のアシストからMF小谷光毅(4年=G大阪ユース)のゴールで追いつくと、同21分にFW木戸皓貴(2年=東福岡高)のヘディング弾で逆転。そのまま試合を終えた。

 最下位に沈む桐蔭横浜大は10位・中央大と対戦。3-2で競り勝つと、5戦ぶりの白星獲得で11位に順位を上げた。敗れた中央大は得点ランキングトップに立つFW矢島輝一(2年=F東京U-18)の今季11点目などで2点を先取するも、逆転されての敗戦。3戦勝ちなし(1分2敗)で10位に沈んだままとなっている。

【第11節】(6月13日)
[流通経済大グラウンド]
駒澤大 3-0 流通経済大
[駒]中村駿2(52分=補・唐木沢真也、58分)、平野篤志(66分=補・吉岡雅和)

[日本体育大健志台キャンパスサッカー場]
桐蔭横浜大 3-2 中央大
[桐]山根視来2(39分、84分=補・山下優人)、石川大地(51分=補・吉田侑矢)
[中]内田祐介(8分=補・矢島輝一)、矢島輝一(25分)

[東京国際大第一サッカー場]
国士舘大 3-3 慶應義塾大
[国]田場ディエゴ(16分=補・松本孝平)、松本孝平2(65分、81分=補・平野佑一)
[慶]松木駿之介2(36分=補・山本哲平、83分=補・{{手塚朋克)、黄将健(59分=補・加瀬澤力)

(6月14日)
[早稲田大東伏見サッカー場]
順天堂大 1-2 早稲田大
[順]吉永哲也(70分)
[早]宮本拓弥(1分=PK)、平澤俊輔(17分=補・堀田稜)

[東海大グラウンド]
専修大 1-2 明治大
[専]廣瀬慧(36分)
[明]小谷光毅(47分=補・和泉竜司)、木戸皓貴(66分=補・高橋諒)

[朝鮮大グラウンド]
法政大 2-0 神奈川大
[法]上田慧亮(6分=補・高徳勇輝)、高徳勇輝(53分=補・ディサロ燦シルヴァーノ)


●第89回関東大学1部L特集

TOP