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チェルシーGKコーチが明言 チェフ獲得レースでは「アーセナルが有利」

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 去就が注目されるチェルシーGKペトル・チェフの獲得レースで、リードしているのはアーセナルかもしれない。チェルシーのGKコーチが語っている。

 長らくチェルシーのゴールを守ってきたチェフだが、2014-15シーズンはティボ・クルトゥワに定位置を譲った。まだ33歳でハイレベルのチェコ代表GKは、移籍を考慮していると言われている。

 その移籍先候補としては、アーセナルやパリSGなどの名前が挙がってきた。だが、チェルシーのクリストフ・ロリションGKコーチによると、チェフ獲得に向けてはアーセナルが有利なのだという。

 同コーチは、「チェルシーで我々は、次のシーズンに向けて12月に準備を始めていた。チェフがバックアップを続けることはできないと、この状況を理解していた」とフランス『RMC』に語っている。

「あれだけの質を備えた2人のGKを擁することは、クラブにとって素晴らしいことだが、続きはしない。チェフのような選手にとって、ベンチに甘んじているのはきついことだ」

 ガナーズが有利な点は、ロンドンのチームであることだ。

「彼の家族はイングランドが気に入っているし、家族がハッピーなら選手も最高に幸せなものだ。チェフはイングランドに残りたがっている。プレミアリーグが彼の最優先の目標だ。だが、クラブの状況次第でもあるだろうね」

「トップクラブであるというのは、アーセナルの有利な点だ。アーセナルの哲学もチェフには喜ばしいものだろう。加えて、ロンドンが本拠地だからね。トッテナムがアーセナルと同等の野心を持っているとは思わない。それに、ペトルはプレミアリーグでの完封試合の記録を破りたいと思っているんだ」

 同コーチは、プレミアリーグで戦ってきたチェフとしては、リーグアンではなくイングランドで戦い続けたいだろうとの見方を示した。また、パリSGで正GKを務めているサルバトーレ・シリグよりも、いまだチェフの方が上であると断言している。

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