[コパ・アメリカ]ブラジル敗れる…ドゥンガ体制連勝は11でストップ
[6.18 南米選手権C組第2節 ブラジル0-1コロンビア]
コパ・アメリカは17日、グループC組の第2節を行った。コロンビア代表は1-0でブラジル代表を下し、今大会初白星を獲得している。ブラジルW杯後にドゥンガ監督が就任してから、11連勝を果たしていたブラジル代表だったが、12試合目にしてついに黒星を喫した。C組ではあす19日にペルーとベネズエラが対戦する。
ブラジル代表は15日のペルー戦から先発2人を入れ替えた。DFダビド・ルイス(パリSG)がベンチスタートとなり、DFチアゴ・シウバ(パリSG)が先発。前節で1トップを務めていたFWジエゴ・タルデッリ(山東魯能)が控えに回り、FWロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)が先発すると、FWネイマール(バルセロナ)との2トップを組んだ。左太腿の負傷から練習復帰したMFコウチーニョ(リバプール)だったがベンチスタートとなった。
対するコロンビア代表は0-1で敗れた初戦のベネズエラ戦から一人を変更。FWテオフィロ・グティエレス(リーベル・プレート)が先発すると、FWラダメル・ファルカオ(マンチェスター・U)と2トップを務めた。
試合は立ち上がりからコロンビアが攻め込んだ。前半15分には左クロスをグティエレスが頭で落とし、走りこんだファルカオが右足シュートを打つも枠を外れた。同31分にはMFカルロス・サンチェス・モレノ(アストン・ビラ)がミドルシュートを打つも、DFに阻まれる。
それでも前半36分にコロンビアが先制に成功。MFフレッジ(シャフタール)が献上した右サイドからのFK。MFフアン・クアドラード(チェルシー)が蹴り込んだボールからゴール前混戦。最後は詰めていたCBジェイソン・ムリージョ(グラナダ)が左足で蹴り込み、シュートを決めた。コロンビアが1-0とリードした。
前半のブラジルは、シュート数わずか4本。コロンビアの9本を下回った。PA内でのシュートはたった1本。前半44分にワントラップで前へ抜け出たDFダニエウ・アウベス(バルセロナ)が右クロス。トップスピードでPA正内面へ走りこんだネイマールがDFにぶつかりながらヘディングシュートを打つも、GKに止められる。このプレーでネイマールはイエローカードを受けると、初戦でに続いて2枚目となったため、第3節のベネズエラ戦は出場停止が決まってしまった。試合は0-1で前半を終えた。
後半からブラジルはフレッジに代えて、復帰したばかりのコウチーニョを投入する。後半13分には決定機。ムリージョからGKへのバックパスをMFエリアス(コリンチャンス)が狙う。慌てたGKが小さく蹴り上げたボールにフィルミーノが反応。決定的なシーンだったが、右足で浮かせたボールはクロスバー上へ外れた。1点が遠い。
後半24分には互いに選手交代。ブラジルはMFウィリアン(チェルシー)に代えて、MFドウグラス・コスタ(シャフタール)。コロンビアはファルカオに代わって、MFビクトル・イバルボ(ローマ)を投入した。
前線へ枚数をかけ、押し込み始めたブラジルは後半31分に最後の交代カードを切り、MFエリアス(コリンチャンス)に代わり、FWジエゴ・タルデッリ(山東魯能)を投入。対するコロンビアもグティエレスに代えて、FWカルロス・バッカ(セビージャ)がピッチへ立った。同35分にはコロンビアが3人目の交代。MFエドウィン・バレンシア(サントス)を代えて、MFアレクサンデル・メヒア(モンテレイ)が出場した。
後半40分には後方からのロングボールにネイマールが反応。PA内左で受けるもトラップが大きくなり、ラインを割った。その後も中盤でボールを奪っては仕掛けるセレソンだが、PA内でカットされるなど、コロンビアの激しい守備を前にシュートに持ち込めない。
対するコロンビア代表は後半43分にMFハメス・ロドリゲス(R・マドリー)が左サイドからドリブル突破。PA左へ切れ込みシュートを打つも、わずかにポスト右へ外れた。追加点はならなかったものの、1-0で試合は終了。コロンビアがブラジルに完封勝利をおさめ、今大会初勝利を手に入れた。
昨年のブラジルW杯では1-2での敗戦。同年9月の国際親善試合では0-1でブラジルに敗れていたコロンビアだったが、ついにリベンジを果たしている。
●コパ・アメリカ2015特集ページ
コパ・アメリカは17日、グループC組の第2節を行った。コロンビア代表は1-0でブラジル代表を下し、今大会初白星を獲得している。ブラジルW杯後にドゥンガ監督が就任してから、11連勝を果たしていたブラジル代表だったが、12試合目にしてついに黒星を喫した。C組ではあす19日にペルーとベネズエラが対戦する。
ブラジル代表は15日のペルー戦から先発2人を入れ替えた。DFダビド・ルイス(パリSG)がベンチスタートとなり、DFチアゴ・シウバ(パリSG)が先発。前節で1トップを務めていたFWジエゴ・タルデッリ(山東魯能)が控えに回り、FWロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)が先発すると、FWネイマール(バルセロナ)との2トップを組んだ。左太腿の負傷から練習復帰したMFコウチーニョ(リバプール)だったがベンチスタートとなった。
対するコロンビア代表は0-1で敗れた初戦のベネズエラ戦から一人を変更。FWテオフィロ・グティエレス(リーベル・プレート)が先発すると、FWラダメル・ファルカオ(マンチェスター・U)と2トップを務めた。
試合は立ち上がりからコロンビアが攻め込んだ。前半15分には左クロスをグティエレスが頭で落とし、走りこんだファルカオが右足シュートを打つも枠を外れた。同31分にはMFカルロス・サンチェス・モレノ(アストン・ビラ)がミドルシュートを打つも、DFに阻まれる。
それでも前半36分にコロンビアが先制に成功。MFフレッジ(シャフタール)が献上した右サイドからのFK。MFフアン・クアドラード(チェルシー)が蹴り込んだボールからゴール前混戦。最後は詰めていたCBジェイソン・ムリージョ(グラナダ)が左足で蹴り込み、シュートを決めた。コロンビアが1-0とリードした。
前半のブラジルは、シュート数わずか4本。コロンビアの9本を下回った。PA内でのシュートはたった1本。前半44分にワントラップで前へ抜け出たDFダニエウ・アウベス(バルセロナ)が右クロス。トップスピードでPA正内面へ走りこんだネイマールがDFにぶつかりながらヘディングシュートを打つも、GKに止められる。このプレーでネイマールはイエローカードを受けると、初戦でに続いて2枚目となったため、第3節のベネズエラ戦は出場停止が決まってしまった。試合は0-1で前半を終えた。
後半からブラジルはフレッジに代えて、復帰したばかりのコウチーニョを投入する。後半13分には決定機。ムリージョからGKへのバックパスをMFエリアス(コリンチャンス)が狙う。慌てたGKが小さく蹴り上げたボールにフィルミーノが反応。決定的なシーンだったが、右足で浮かせたボールはクロスバー上へ外れた。1点が遠い。
後半24分には互いに選手交代。ブラジルはMFウィリアン(チェルシー)に代えて、MFドウグラス・コスタ(シャフタール)。コロンビアはファルカオに代わって、MFビクトル・イバルボ(ローマ)を投入した。
前線へ枚数をかけ、押し込み始めたブラジルは後半31分に最後の交代カードを切り、MFエリアス(コリンチャンス)に代わり、FWジエゴ・タルデッリ(山東魯能)を投入。対するコロンビアもグティエレスに代えて、FWカルロス・バッカ(セビージャ)がピッチへ立った。同35分にはコロンビアが3人目の交代。MFエドウィン・バレンシア(サントス)を代えて、MFアレクサンデル・メヒア(モンテレイ)が出場した。
後半40分には後方からのロングボールにネイマールが反応。PA内左で受けるもトラップが大きくなり、ラインを割った。その後も中盤でボールを奪っては仕掛けるセレソンだが、PA内でカットされるなど、コロンビアの激しい守備を前にシュートに持ち込めない。
対するコロンビア代表は後半43分にMFハメス・ロドリゲス(R・マドリー)が左サイドからドリブル突破。PA左へ切れ込みシュートを打つも、わずかにポスト右へ外れた。追加点はならなかったものの、1-0で試合は終了。コロンビアがブラジルに完封勝利をおさめ、今大会初勝利を手に入れた。
昨年のブラジルW杯では1-2での敗戦。同年9月の国際親善試合では0-1でブラジルに敗れていたコロンビアだったが、ついにリベンジを果たしている。
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