beacon

[総体]昨年準Vの明秀日立CB石川主将「先輩たちの分も借りを返さないといけない」:茨城

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.17 全国高校総体茨城県予選準決勝 第一学院高 2-3(延長)明秀日立高 カシマ]

 昨年、全国高校総体茨城県予選で準優勝だった明秀日立高が2年連続決勝進出。CB石川慶人主将(3年)は「昨年、決勝で負けちゃって悔しい思いしている。先輩たちの分も借りを返さないといけない。絶対に全国へ行く」と宣言した。

 昨年はCB石瀧翼主将(現亜細亜大)ら1年時に全国総体を経験した選手たちを擁して決勝進出。2年ぶりの優勝を期待されたが、鹿島学園高の前に0-1で敗れて全国舞台に立つことができなかった。左SBとしてその決勝に出場した石川は「最後集中力がちょっと切れて1点取られてしまった」と反省する。それだけに、昨年の悔しさを知るGK宮田英幸やCB江本光、FW伊藤駿介、MF吉田知樹(全て3年)らとともに今年は決勝で勝つことだけを考えている。

 SBが本職だが、チームの勝利にためにCBとして奮闘する石川は「チームが勝つために全力でプレーするだけ」と意気込む。今年はチームリーダーとしての役割も担うだけにプレーと声でチームを集中させて、昨年の無念を晴らすつもりだ。

 決勝の対戦相手は水戸商高。吉田は「球際の部分とかで勝っていければ自分らのペースになると思います」と語り、石川は「タフな試合になると思う。球際から強く行ったり、走りでは相手より走って圧倒したい」と言い切った。県内最多22回の全国総体出場を誇る名門を破って今年こそ、全国舞台に立つ。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015

TOP