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退場のネイマールは審判批判も「敗れた全ての責任は僕にある」

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[6.18 南米選手権C組第2節 ブラジル0-1コロンビア]

 コパ・アメリカは17日、グループC組の第2節を行った。コロンビア代表は1-0でブラジル代表を下し、今大会初白星を獲得している。ブラジルW杯後にドゥンガ監督が就任してから、11連勝を果たしていたブラジル代表だったが、12試合目で黒星を喫した。

 試合後、ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)のコメントをブラジル『グローボ・エスポルチ』が伝えている。ネイマールは「僕たちのチームは良くなかった。僕のプレーも良くなかったね。敗戦の全ての責任は僕にある」とコメントした。

 この日の前半44分に右クロスに飛び込んだネイマール。ヘディングシュートを放つもGKに阻まれた。このシーンでボールが手に当たっていたとして、ネイマールは警告を受けた。初戦のペルー戦では主審の引いたバニシングスプレーの泡を手で消したことで警告を受けていたため、通算2枚目の警告となり、次節の出場停止が決まった。

 さらにこの日の試合終了後には、敗戦の苛立ちを隠せずにボールを蹴り上げると、これがコロンビア代表選手にヒット。両チーム入り混じってのもみ合いに発展すると、ネイマールとコロンビア代表FWカルロス・バッカ(セビージャ)にはレッドカードが提示された。

 ネイマールはこの一件についても口を開いた。「初戦では泡を拭き取ったら、(相手に)抗議されてイエローカードになった。そして今回は意図せずにボールが手に当たったとして、警告を受けた。批判に弱い審判がいると、こういうことが起こるんだ。なんでもかんでも笛を吹けばいいってものではない」

 最低でも2試合の出場停止処分となるネイマール。次節のベネズエラ戦だけでなく、勝ち進んだ場合には準々決勝も出場できない。セレソンの背番号10は「セレソンには素晴らしい無数の選手たちがいる。僕は今日の試合で全てを失った。でも僕はチームメイトを信頼している」と語った。

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