beacon

ネイマールの出場停止5試合だった可能性…主審を待ち伏せての暴言も問題視

このエントリーをはてなブックマークに追加

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は19日、ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)に4試合の出場停止処分と1万ドル(約122万円)の罰金を科したことを発表した。今後、ブラジルサッカー連盟(CBF)は不服として、処分軽減を申し立てる意向というが、ほぼ絶望的とみられる。

 ブラジル『グローボ・エスポルチ』などが、今回の処分が決定されるまでの詳細を報じている。19日に行われた第三者による規律委員会ではウルグアイやボリビアの役員が出席。当初は最も重い5試合の出場停止処分が妥当と話し合いは進められていたが、「あまりにも重い」ということで、4試合の出場停止と1万ドル(約122万円)の罰金に決まったという。

 規律委員会に提出された報告書のなかでは、試合後にピッチからロッカールームへつながる通路でネイマールがチリのエンリケ・オッセス主審を待ち伏せ。暴言を吐いたうえに暴力を振るおうとしていたという新事実も明らかになっている。

 一部報道では、コロンビア選手や主審が試合中にネイマールへ暴言を吐いていたことが最後の乱闘につながったとも伝えられているが、CONMEBOLはその事実は確認できていないようだ。

 ネイマールは17日に行われたコロンビア戦で大会通算2枚目の警告を受けたうえ、試合後には相手選手へボールを当てると、FWカルロス・バッカ(セビージャ)と激しい押し問答の末、止めに入ったコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョ(グラナダ)へ頭突き。バッカとともにレッドカードを提示されていた。この一連の出来事が報告書へは記載されているという。処分軽減はほぼ絶望的のようだ。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

TOP