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初タイトルに笑顔、浦和MF関根「本当にうれしい」

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[6.20 第1ステージ第16節 神戸 1-1 浦和 ノエスタ]

 生え抜きの背番号24は喜びを素直に表した。浦和レッズMF関根貴大は昨季トップチーム昇格を果たすと、21試合出場2得点の記録を残した。プロ2年目を迎えた今季は第16節終了時点で15試合出場、そして早くも4得点をマークしている。確かな成長を遂げる20歳は神戸戦でも先発フル出場を果たし、第1ステージ優勝の瞬間をピッチ上で迎えることとなった。

 プロ入り後、初タイトルに関根は「本当にうれしいですね。タイトルを獲るという一つの目標を達成できたことは自信にもつながると思います」と笑顔で答えると、「ただ僕のゴールで決まったわけではないので、次に向かってまた頑張っていかないといけないですね」と次のタイトルは自分のゴールでもたらしたいと意気込みを示した。

「スタメンで出る回数が増えましたし、それだけの責任を感じています」。先発起用の増加はチームの期待の大きさを示しており、関根もその期待に結果で応えてきた。「今は調子が良いと自分では感じていますが、ここからが勝負だと思っています」と表情を引き締めると、「うまくいかなくなったときに、どれだけ頭を使って工夫していけるかが大事になると思います」とさらなる進化を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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