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バッカ母「もしスタジアムにいたらハイヒールでネイマールを殴っていた」

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 17日のコパ・アメリカグループリーグ第2節で試合後にブラジル代表FWネイマールとともに退場処分を受けたコロンビア代表FWカルロス・バッカ。試合終了直後、コロンビアDFパブロ・アルメロに向かってボールを蹴ったネイマールに食って掛かり、背後から突き飛ばすと、両チームの選手が入り混じっての乱闘に発展した。

 主審はピッチを引き上げるネイマールにレッドカードを示すと、その後、バッカにもレッドカードを提示。ピッチをあとにするバッカのユニフォームは胸元がビリビリに破れていた。

 この様子をテレビで見ていたバッカの母親のコメントをコロンビア紙『エル・ヘラルド』が伝えている。

 バッカの母は「腹が立ったし、自分の無力さを感じたわ。もし自分があの場にいたら彼(バッカ)を押して、あの場から離していたはずだから」と話すと、「でも、もし私がスタジアムにいたら、ハイヒールを脱いでネイマールを殴っていたかもしれないわね」と、冗談交じりに語っている。

 バッカには2試合の出場停止処分と罰金5000ドル(約62万円)が科された。21日に行われたグループリーグ最終節のペルー戦(0-0)に続き、26日の準々決勝アルゼンチン戦も出場できない。

「あんなことをするような子ではなかったのに……。今までカルロス(バッカ)のあんな行為を見たことがなかったので本当にビックリした。彼には試合後、メッセージを送ったわ。あんなリアクションをする必要はなかったのだから」

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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