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大舞台で代表初ゴール、DF有吉「勝ててホッとしています」

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[6.23 女子W杯決勝T1回戦 日本2-1オランダ]

 代表初ゴールが、大舞台での貴重な先制点となった。

 前半10分、左サイドのMF宮間あやのクロスから大儀見優季がヘッドで狙ったシュートはクロスバーに弾かれる。しかし、こぼれ球に走り込んだ有吉佐織が右足を振り抜くとボールは豪快にネットを揺らし、なでしこに先制点がもたらされた。「最初だったので思い切り振ろうと思って。思い切り打ったら入ったので本当に良かったです」と自身の代表初ゴールに笑顔を見せた。

 さらに後半33分には鮮やかな流れからMF阪口夢穂が追加点を奪取。2つのゴールが流れの中から生まれたこともあり、有吉は「今日は距離感も良くて、ワンタッチ、ツータッチでボールが動いていたので、流れの中から点を決めることができた」とチームの距離感の良さがゴールにつながったと話した。

 その後、オランダの反撃に遭って終盤には1点を返されたものの、2-1のまま逃げ切ったチームは準々決勝進出を決めた。「本当に勝ててホッとしています。失点ゼロで終えたかったので、次に活かしていきたい」と失点に悔しさも滲ませたが、「まだ次があるのでしっかり準備して、次も勝てるように頑張ります」と視線を早くも次戦へと向けた。


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