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ケルンGM、FW定位置争いに「大迫を押しのけるのは難しい」

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 FW陣の補強を積極的に進めてきたケルンだが、ヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)は日本代表FW大迫勇也が最も定位置に近いと見ているようだ。ドイツ『ビルト』が同GMのコメントを伝えている。

 大迫、バード・フィンネ、シモン・ツォラーに加え、今回の移籍市場でアンソニー・モデスト、フィリップ・ホジナーというレギュラー級のFWを獲得したケルン。『ビルト』は同クラブの攻撃陣で「史上最大級の定位置争い」が繰り広げられると予想している。

 しかしシュマットケGMはこれらの補強について、「層を厚くし、同時にクオリティーを高めることにした」と冷静に説明。「特に昨シーズンは、新加入選手が馴染むまで時間が必要となったケースもあるからね」と続けている。

 昨夏ケルンに加入した大迫とツォラーはともに前半戦には苦戦し、持ち味を出せずにいた。ツォラーはシーズン後半には古巣カイザースラウテルンへレンタルされたが、一方で大迫はケルンで徐々に調子を上げ、シーズン終盤には不動のレギュラーの座をつかむことになった。

「ユウヤは後半戦に、どのようなクオリティーを備えているのかを明確に証明することができた。それを次につなげていくことができるだろう」とシュマットケGM。また、「新シーズンに彼を押しのけるのは難しい」と述べ、ケルンFW陣における定位置争いを一歩リードしているのは大迫だと示唆した。


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