beacon

2010、11年Jリーグ得点王…元豪代表FWケネディが現役引退表明

このエントリーをはてなブックマークに追加

 名古屋グランパスに在籍した2010年と2011年に2年連続Jリーグ得点王を獲得するなど活躍した元オーストラリア代表FWジョシュア・ケネディが現役引退を表明した。

 ケネディは1982年8月20日生まれの現在32歳。1999年に母国リーグでデビューしたが、良く2000年からはドイツに活躍の場を移した。ドイツ2部の複数クラブを渡り歩いていたが、2006年のドイツW杯に出場したオーストラリア代表に選出。日本戦でも活躍を見せるなど、16強入りに貢献した。

 相変わらずドイツでは複数クラブを渡り歩いていたが、2009年夏に名古屋に加入。すると194cmの高さはもちろん、器用な足技から得点を量産し、2010年には名古屋のリーグ初優勝に貢献した。

 2014年まで在籍したが、晩年は腰痛にも苦しめられた。ブラジルW杯アジア予選ではオーストラリアをW杯出場へ導くゴールを決めていたが、本大会への出場は叶わなかった。

 今季より母国リーグに15年ぶりに復帰。メルボルン・シティでプレーし、12試合に出場していたが、現役引退を決断した。

 オーストラリアAリーグの公式サイトでケネディは「Aリーグに戻って、最後の6か月をプレーする機会を与えてくれたメルボルンに感謝したい。私は自分のキャリアを誇りに思っている。最高レベルの環境を与えてくれた仲間に感謝している。特に家族、たくさんの親友に感謝したい」と話している。

TOP