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[プリンスリーグ関西]滝川二は駆け引き磨いたFW横浪が2発

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[6.27 高円宮杯プリンスリーグ関西第7節 滝川二高 4-0 関西大一高 J-GREEN堺]

 滝川二高はFW横浪直弥(3年)が2得点の活躍。小柄なFWは自主練習でDFと駆け引きして背後を取り、クロッサーが抜き切る前に上げたボールからゴールを決める動きの精度を上げてきていた。

 1-0の後半3分には左SB穂積大介が上げたクロスをフリーで決めて先制点。そして後半13分には「完全にイメージ通り」で2点目のゴールを奪う。DFとの駆け引きで一度相手の視野から消えてマークを外し、トレーニング通りのゴールを決めた。

「佐藤寿人選手と岡崎選手を目指している。背、無いからスピードとオフ・ザ・ボールで決めること」というFWが2発。その横浪は「5回動き出して1本出てくればいい」と幅広く動き回ることでトップ下のMF持井響太らのマークが外れるシーンを演出していた。また守備面での貢献度も大きく、「あれしないとボクも怒られるので」と相手DFへのプレッシングを繰り返してパスコースを限定。味方のショートカウンターに繋げた。

 地元第1代表として臨む全国総体へ向けたプレッシャーはないという。「ボクは感じない方。(チーム、自身の)調子いい時に来てほしい」と微笑んだ。「3年生が決めた目標は全国制覇」という目標へ向けて走って、頭を使ってゴールを陥れる。

(取材・文 吉田太郎)
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