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チェルシー戦“再現”のハンドも、T・シウバ「ボールに触れたか覚えていない」

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[6.27 コパ・アメリカ準々決勝 ブラジル1-1(PK3-4)パラグアイ]

 コパ・アメリカは27日(日本時間28日)、準々決勝を行い、ブラジル代表はパラグアイ代表にPK戦の末、敗れ、2大会連続となるベスト8敗退に終わった。

 前半15分に先制したブラジルだが、後半27分にDFチアゴ・シウバ(パリSG)のハンドからPKを献上。1-1の同点に追いつかれると、延長戦なしのPK戦に突入し、3-4で敗れた。

 ブラジルにとっては痛恨とも言えるチアゴ・シウバのハンド。FWロケ・サンタクルスとチアゴ・シウバ、DFダニエウ・アウベスが競り合う中、チアゴ・シウバが振り上げた右手にボールが当たり、主審はハンドを取った。ブラジル『グローボ・エスポルチ』などがチアゴ・シウバのコメントを伝えている。

「主審はボールが手に当たったと言ったが、だれの手に当たったかは分からないと言ったんだ。ダニ(アウベス)が『なぜ、ペナルティーなんだ?』と問いただしたけど、主審は説明できなかった。正直に言って、僕はボールに触ったかどうか覚えていないんだ」

 チアゴ・シウバは今年3月11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のチェルシー戦でも同じようなハンドからPKを献上。ブラジルやスペインメディアは2つのPKシーンを比較し、「チアゴ・シウバがまた同じミスを繰り返した」と厳しく批判しているが、チアゴ・シウバ自身は「再び起こってしまった僕の行為を人々は幼稚と言うかもしれないが、悪気があったわけではない」と釈明している。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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