チェルシーからアーセナルへの移籍を果たしたチェコ代表GKペトル・チェフがいくつもの殺害予告を受けているようだ。英紙『ミラー』が報じている。

　あるチェルシーファンは「最後の夜の前に家族に別れの挨拶を言っておけ。お前に明日は来ないからな、卑怯者が」と『Twitter』へ投稿。このファンはすでにアカウントを削除したという。

　今回の移籍については、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏も、守護神のキャリアを尊重して移籍を承諾。11年間を過ごしたクラブを去ることになったチェフもSNSを通じて、古巣への感謝の思いを綴っていた。

　しかし、一部のファンの怒りはおさまらず。SNS上には罵詈雑言が溢れている。中には「脳障害の醜い卑怯者!おまえの子どもが癌にかかることを望むよ」といったコメントや、「SR-25スナイパーライフルを買って、アーセナル戦の時にもっていくよ。チェフがピッチ上で血まみれで倒れているのも見れたら最高だ」という脅迫もあったという。

　チェフにとって、アーセナルで最初に迎える公式戦は8月2日にウェンブリースタジアムで行われるFAコミュニティーシールド(スーパーカップ)のチェルシー戦となる。