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「あのときに労働許可証がおりていたら…」 過去にアーセナル行きに近づいていたチェフ

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 アーセナル加入が決まったGKペトル・チェフが、新天地での意気込みを語った。同選手は、若手の頃にアーセナル加入が近かった時期があったと明かしている。

 33歳のチェフは、出場機会を求めてチェルシーからアーセナルへ移籍した。チェルシーへ移籍する前、2002年から2004年にかけてレンヌで活躍した同選手は、アーセナルに行く可能性もあったという。

 クラブの公式サイトで、チェコ代表守護神が語った。

「フランスへ行く前に、アーセナルとサインする可能性があった。18歳か19歳のときだね。当時はまだチェコがEUに加盟していなかったよ。労働許可証が必要だった。でも、A代表に75%出ていなければ取得できないから、あのときは無理だったんだ」

「結局外国人労働許可証を得られず、フランスに行くことになったね。当時、いくつかのクラブが関心を持ってくれていたけど、その中でもアーセナルがメインだった」

 レンヌからチェルシーに移籍したチェフは、大きな成功を収めている。

「その後でチェルシーへ行った。もちろんそれには感謝している。でも、人生で起こることに準備はできないし、最後にどうなるかは誰にも分からない。この10年で成し遂げたすべてのことを繰り返せたらいいね」

「あのとき、許可証がおりていたら僕の物語は完全に違っただろう。でも、ここで10年、いやそれより長く、また僕たちの物語を記していけたら素晴らしいね」

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