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レベルアップを誓う選手たち…野津田「課題を克服したい」

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[7.1 国際親善試合 U-22日本 2-0 U-22コスタリカ ユアスタ]

 リオデジャネイロ五輪の出場を目指すU-22日本代表は1日、U-22コスタリカ代表と国際親善試合を行い、2-0で勝利した。アジア最終予選は来年1月に開催。選手たちは一様にレベルアップを誓った。

 先制点は広島が誇る成長株2人で奪った得点と言っても過言ではない。前半36分、左サイドからクロスが上がると、DFを引き付けたFW浅野拓磨がニアに走り込む。「拓磨が上手くニアに入ってくれた。感謝したい」。ファーサイドで待ち受けたMF野津田岳人がダイレクトで蹴り込んだ。

 ただ試合内容に満足することはない。野津田は「残りの時間でチームに帰ってしっかり課題を克服して、最終予選をしっかり戦って、オリンピックに出られるように頑張りたい」。浅野も「自分自身もまだまだダメ。チームに帰って、FWとして1レベル、2レベル上げて、ゴールが取れるFWになっていきたい」と力を込めた。

 チーム2点目を奪ったのは後半25分から途中出場したFW金森健志だった。後半32分、中央を突破した金森は右足を一閃。「試合を見ていて裏だとか間にスペースがあった。そこを突いていけばと思った」。持ち味の豪快シュートを突き刺した。そんな金森も「まだまだプレーの質、ゴール以外の部分ではミスがあった。最終予選まで半年しかないので、チームに戻って結果を出し続けたいと思います」と話し、表情を引き締めた。

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