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“原点回帰”の背番号23 香川「新しい挑戦」

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 アジアツアーの一環で7日に川崎フロンターレと親善試合を行うドルトムントが6日、来日した。トーマス・トゥヘル新監督の下、日本で合流したMF香川真司を含め、来日メンバーは26人。参加予定だったMFヤクブ・ブラスチコフスキは太腿を痛めたため、メンバーから外れた。

 クラブが発表したアジアツアーのメンバーリストには選手背番号も記載されており、香川は昨季の7番から23番に変更された。背番号23は、香川が前回所属した10-11、11-12シーズンに背負い、ブンデスリーガ連覇を成し遂げた思い出深い番号。原点回帰で新シーズンに臨む決意の表れでもある。

「昨季はドルトムントに帰ってきて、想像以上に結果が出ずに、個人としてもチームとしても悔しいシーズンだった」。チームは一時、最下位に転落するなど残留争いに巻き込まれ、香川自身もシーズンを通して5得点と不完全燃焼に終わった。

 この日、等々力陸上競技場で行われた前日記者会見にも23番を付けて出席した香川は「今シーズンは新しい監督の下、勝負だと思っている。新しい挑戦として、積極的に貪欲に勝利と結果を求めて、上を目指してチャレンジしていきたい」と、あらためて意気込みを語った。

ドルトムントのアジアツアー参加メンバーは以下のとおり

▽GK
1 ロマン・バイデンフェラー
38 ロマン・ビュルキ
39 ヘンドリク・ボンマン

▽DF
4 ネベン・スボティッチ
15 マッツ・フンメルス
25 ソクラティス・パパスタソプロス
26 ウカシュ・ピシュチェク
29 マルセル・シュメルツァー
37 エリック・ドゥルム
40 ジェレミー・ドゥジャーク

▽MF
6 スベン・ベンダー
7 ヨナス・ホフマン
8 イルカイ・ギュンドアン
10 ヘンリク・ムヒタリアン
21 オリバー・キルヒ
23 香川真司
27 ゴンサロ・カストロ
31 丸岡満
33 ユリアン・バイグル
35 パスカル・シュテンツェル
44 ケビン・カンプル
45 ダビド・ザウアーラント

▽FW
2 ジョン・スタンコビッチ
9 チーロ・インモービレ
11 マルコ・ロイス
17 ピエール・エメリク・オーバメヤン

(取材・文 西山紘平)

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