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香川が2発でファン魅了…丸岡もゴールのドルトムントが川崎Fに快勝

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[7.7 Jリーグプレシーズンマッチ ドルトムントアジアツアー2015 川崎F 0-6 ドルトムント 等々力]

「Jリーグプレシーズンマッチ ドルトムント アジアツアー2015」が7日、等々力陸上競技場で行われ、川崎フロンターレドルトムントが対戦し、ドルトムントが6-0で快勝した。

 前日に来日したばかりのドルトムントは、MF香川真司とMF丸岡満の日本人コンビ、ドイツ代表FWマルコ・ロイスらがスターティングメンバーに名を連ねた。一方の川崎Fは、ボーフムから復帰したMF田坂祐介がベンチに入った。[スタメンはコチラ]

 今季から背番号を23に変更した香川が、いきなり魅せる。前半5分、右サイドでボールを持ったDFウカシュ・ピシュチェクのクロスを、ゴール前に走り込んだ香川がヘディングで叩き込んでスコアを1-0とした。さらに丸岡も同8分にシュートチャンスを迎えたが、これはGK新井章太の守備範囲に飛んでしまった。

 対する川崎Fは前半14分にPA内に進入したMFエウシーニョがシュートチャンスを迎えるが相手DFのブロックに遭い、同15分にはFW船山貴之がボレーで狙うもシュートはジャストミートせずにGKロマン・ビュルキの手中に収まった。さらに同31分にはFWレナトが単独での突破からミドルシュートまで持ち込んだものの、ボールはゴール右へと外れてしまう。

 すると、前半34分にドルトムントが好機を作る。相手のパスミスを奪った香川が持ち出して右足を振り抜いたが、強烈なシュートは新井の横っ飛びセーブに阻まれた。しかし同37分、左サイドを突破したロイスのグラウンダーのクロスをゴール前で待ち構える香川が右足で流し込んで、ドルトムントがリードを2点差に広げた。

 2得点の香川は前半でお役御免となり、ドルトムントは丸岡を除く10選手を入れ替え、川崎Fも後半に入ってMF中村憲剛、FW小林悠、田坂の3選手を投入した。

 すると後半8分、ゴール前にこぼれたボールをFWピエール・エメリク・オーバメヤンがループ気味のシュートで沈めて、スコアは3-0に。さらに同12分には左サイドを駆け上がったDFマルセル・シュメルツァーのクロスをオーバメヤンがダイレクトで合わせてリードは4点差となった。

 そして、後半14分には丸岡がネットを揺らす。MFヘンリク・ムヒタリアンのパスから完全に抜け出すと、新井との1対1を制して落ち着いてゴールマウスに流し込んだ。攻撃の手を緩めないドルトムントは同35分にオーバメヤンのパスからフリーになったDFジョン・スタンコビッチがゴールに流し込んで6点目。川崎Fも意地を見せたかったが、ドルトムント守備陣を攻略できず。ドルトムントが6-0で大勝した。

(取材・文 折戸岳彦)

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