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ドイツでは“野心家武藤”に…「世界的なプレーヤーになりたい」

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 FC東京からマインツに移籍した日本代表FW武藤嘉紀が9日、入団会見を行った。武藤は会見冒頭、ドイツ語で「初めまして。武藤嘉紀です。『よっち』と呼んでください」と、堂々あいさつした。

 緊張気味に姿を現した22歳は、新天地での会見にスーツ姿で臨んだ。「なぜ正装を選んだのか?」と質問が飛ぶと、「これだけたくさんの方に集まっていただいたので、自分なりに誠意を見せたかった。新たな気持ちで臨むためにスーツを選びました」と答え、苦笑いを浮かべた。

 武藤は前日にチームに合流し練習に参加している。「どこから足が出てくるか分からない。球際が強い選手がいる。ドイツの屈強なDFと戦うために努力していかないといけないと思いました」と早速刺激を受けている様子。「正直まだ1日しか練習出来ていないので、判断は出来ないが、体格的にどう打破していくか、対応を含めしっかりと高めていきたいなと思ってます」と意欲を示した。

 背番号9を与えられるなど、クラブはレスター・シティに移籍したエースFW岡崎慎司の後釜として武藤に大きな期待を寄せている。「しっかり活躍して世界的なプレーヤーになりたい」と力強く話した武藤。「普段は野心は表に出さないが、心の中にはある。ここで結果を出すことが世界的な選手になるための一番の近道だと思う。結果を出してやろうという野心を持って、ドイツで活躍したいと思っています」。“野心家武藤”が新天地での飛躍を誓った。

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