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[リーグ杯]新潟Sが逆転勝利で4年ぶり2度目のリーグ杯制覇!

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[7.10 リーグカップ決勝 新潟シンガポール2-1バレスティア・カルサ]

 シンガポールリーグ杯は10日に決勝を行った。アルビレックス新潟シンガポールはバレスティア・カルサと対戦し、2-1で勝利。4年ぶり2度目のリーグ杯優勝を決めた。

 序盤は新潟Sが試合の主導権を握った。前半2分、PA手前右側でFKのチャンスを得ると、MF木暮郁哉が蹴ったボールにDF藤原賢人が頭で合わせるもゴール左に外れる。同9分には、左CKからファーサイドのDF斉藤孝裕が中央に折り返し、FW多木理音がフリーで合わせたが、ヘディングシュートは惜しくもクロスバー上に外れた。

 新潟Sは立ち上がりのチャンスを生かし切れずにいると前半15分に先制点を許してしまう。バレスティアに右サイドの裏を取られると、シュート性のクロスをゴール前で合わせられ、GK野澤洋輔の左を抜けて今大会初の失点を喫した。さらに同29分にも同じような形から決定機を作られたが、今度はGK野澤が好セーブで立て続けの失点は免れ、0-1で前半を折り返した。

 1点を追う展開の新潟Sは後半10分にDF熊田瑠偉に代えてMF長崎健人を投入し攻勢に出るもなかなか得点を挙げることができない。同12分には多木のクロスを長崎が合わせたが枠を捉え切れなかった。それでも、その後も果敢にゴールに迫り続けると同31分に待望の同点ゴールが生まれた。

 中盤で木暮が奪ったボールをMF水野輝、井畑へとつなぎ、井畑が相手の裏のスペースへボール送る。これにタイミングよく抜け出した木暮が飛び出してきた相手GKの左脇下を抜き、ついに同点に追いついた。

 試合はこのまま延長戦に突入するかと思われたが、後半44分に試合が動く。新潟Sは木暮からゴール正面でボールを受けたMF稲葉旬がDFラインの裏へふわっとしたボールを送る。これに反応した長崎が胸トラップからしっかり足もとにボールをおさめ、背中に相手のプレスを受けながらも右足でねじ込み、2-1と逆転。新潟Sが残り15分からの逆転劇で決勝戦を制した。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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