[7.12 J2第23節 C大阪3-1札幌 金鳥スタ]

　セレッソ大阪はホームでコンサドーレ札幌に3-1で快勝した。3試合ぶりの白星で9試合負けなし(4勝5分)。開幕からアウェーで負けのなかった札幌に今季12戦目のアウェーゲームで初黒星を付けた。

　C大阪は前半17分、ロングボールのこぼれ球を拾ったMFパブロのヒールパスに反応したFW田代有三が右足を振り抜き、先制点。田代の移籍後初ゴールでリードを奪うと、同37分にもパブロのスルーパスからFW玉田圭司が左足で追加点を奪い、前半を2-0で折り返した。

　札幌は負傷明けで3試合ぶりにベンチ入りしたFW都倉賢が後半開始から途中出場。すると後半11分、FW内村圭宏の左クロスに都倉が飛び込み、豪快なヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。

　1点差に追い上げられたC大阪だが、6分後の後半17分、田代のヒールパスに抜け出した玉田が左足でボールを浮かす技ありのループシュートでGKの頭上を越し、3-1と突き放した。

　FWカカウ、FWフォルランが退団し、MF長谷川アーリアジャスールもスペイン2部のサラゴサに完全移籍。攻撃陣が次々とチームを去る中、3試合連続で玉田と田代が2トップを組み、玉田が2ゴール、田代が1ゴール1アシストと結果を残した。

　田代は試合後のインタビューで「やっと決めることができてホッとしています」と、移籍後初ゴールに安堵の表情を見せると、「タマさん(玉田)とのコンビがなかなかうまくいってなかったので、今日うまくいって、これからもっともっと良くなると思う。引き分けが多かったので、どうしても得点が欲しかった。次につながる1勝だと思う」と力強く話していた。

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●[J2]第23節 スコア速報