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キャラガー氏 「スターリングはオーウェンやルーニーのレベルにない」

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 イギリスメディアは12日、リバプールマンチェスター・シティがMFラヒーム・スターリングの移籍で合意したと報じた。元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は、現在のスターリングの力を考えれば、リバプールにとって「ビッグディール」だと述べている。

 報道によると、リバプールとシティは4900万ポンドの移籍金で合意したとみられる。キャラガー氏は『kicca.com』で、次のように語った。

「スターリングはとても若い選手だが、彼はキャリアのこの段階でまだ(マイケル・)オーウェン、(ウェイン・)ルーニー、(ロビー・)ファウラー、(ライアン・)ギグスといったレベルに達していない。だから、4900万ポンドがリバプールにとってビッグディールであることは疑いない」

「価格はラヒームがコントロールできるものではないし、彼の価値として妥当かどうかの議論は尽きないだろう。だが、価格は国籍やポテンシャル、今以上になれるかどうかによって決まるものだ。彼がシティにより多くのタイトルをもたらし、チャンピオンズリーグでの成功に近づけられるのなら、シティはその価値があるとみなすだろう」

 キャラガー氏は、スターリングのポテンシャルに疑いがないことは変わらないとも述べ、選手がこの移籍でその力を発揮しなければいけないと続けた。

「ラヒームはこれから自分のベストのプレーをし、『欧州最高の若手選手』と称された力をプレミアリーグで示さなければいけない。そう評されたのはわずか1年前のことで、当時は議論の余地がなかった。私は、彼にはスターになるポテンシャルがあると思う。ブラジルW杯のイタリア戦で見たように、イングランド代表にとってもこれから何年もけん引役となれる力があるはずだ」

「リバプールとしては、素晴らしい移籍金であり、経営陣の功績だ。だが将来的に、リバプールのトッププレーヤーたちの流出を彼らが止めたいと願うのは確かだろうね」


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