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[Football Creator #3]米デビューのジェラードがいきなり魅せた存在感

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 アディダスから新たに発表されたフットボールスパイクの「X(エックス)」と「ACE(エース)」は、現代サッカーに求められる“Football Creator(フットボールクリエーター)”のために開発された新モデルだ。ゲームを創り、ピッチを支配するプレーメーカー=「ACE」。予測不可能なプレーで“違い”を生み出し、ゲームを決めるゲームチェンジャー=「X」。2つのタイプから成る“Football Creator”を連載形式で取り上げていく。

 MFスティーブン・ジェラードが新天地で“デビュー”した。昨季限りでリバプールを退団し、米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーに加入した元イングランド代表主将は現地時間11日(日本時間12日)、本拠地のスタブハブ・センターで行われたインターナショナルチャンピオンズ杯の北米ラウンド第1戦に先発出場。クラブ・アメリカ(メキシコ)との一戦に前半の45分間プレーした。

 真新しい白のユニフォームに、足元はアディダスから発表された新スパイクの「ACE(エース)」。リバプール時代と同じ背番号8を付けたジェラードは正確なロングパスでチャンスをつくり、積極果敢にミドルシュートも狙った。ブルース・アリーナ監督も「キーパーの素晴らしいセーブがなければ、1点取っていただろう」と称賛。「初めてのゲームには思えなかったね。ずっと我々の仲間だったかのようだった。リーダーシップも素晴らしい」と指揮官がベタ褒めするほど、早くも存在感を発揮した。

 下部組織からリバプール一筋だったジェラードは1998年のトップチームデビュー以降、17シーズンにわたって“レッズ”でプレー。03-04シーズンからはキャプテンを務め、04-05シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げた。キャリアの中で初めてリバプール以外のクラブでプレーした35歳のMFは試合後、「最高の気分だよ」と興奮を隠せなかった。

 今後は14日(日本時間15日)のUSオープンカップをへて、17日(日本時間18日)にサンノゼをホームに迎え、いよいよMLSデビューを飾る見通しだ。北米の地でスタートした新たなる冒険。ジェラードが新天地でどんなプレーを見せるのか。これからも目が離せない。

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