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インテル愛を貫く長友、岡崎獲得レスターへの移籍に納得せず?

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 インテルDF長友佑都の去就をめぐる報道が後を絶えない。イタリアの一部メディアは、FW岡崎慎司を獲得したレスター・シティも長友の獲得に動いたが、本人が納得しなかったと報じた。

 先日、インテルの公式チャンネルで「トップクラスに戻らなければ」と新シーズンへの意気込みを見せた長友だが、契約が残り1年ということもあり、この夏の放出候補と言われている。インテルは積極的な補強を続ける一方で人員整理が進んでおらず、長友の去就も注目されているところだ。

 イタリア『fcinternews.it』は再度、イタリア国内での移籍を望まないとの長友の意向を伝えた。サンプドリアが関心を示したのは周知のとおりだが、長友は「イタリアではインテル以外考慮しない」姿勢とのこと。「長友はインテルを愛しており、インテル以外のユニフォームは着ない」という。

 一方、長友にはイタリア国外のクラブも関心を寄せている。DF内田篤人が所属するシャルケも以前から話題になっているが、『fcinternews.it』は、シャルケで長友の獲得を望んだのはロベルト・ディ・マッテオ前監督であり、同氏の退任によって移籍はうまくいかなかったと報じている。

 プレミアリーグにも長友に興味を示しているクラブがある。その一つが、岡崎を獲得したレスターだ。レスターにはインテル時代のチームメートであるMFエステバン・カンビアッソが所属している。また先日、インテルで長友が指導を受けたクラウディオ・ラニエリ監督がレスターの新指揮官に決まったばかりだ。だが、『fcinternews.it』は、「レスターはユウトを満足させなかった」と伝えている。

 マルセイユからのオファーも断ったとされる長友だが、『tuttomercatoweb』や『calcionews24.com』は、ここに来てウェスト・ブロムウィッチが再び獲得への動きを強めていると報じている。同クラブは以前から長友に関心を抱いていると言われていたクラブだ。

 去就が注目されるなか、長友は15日、新シーズンからセリエAに昇格するカルピとの練習試合で後半から出場。47分にゴールに関与した。左サイドからのクロスにファーサイドで反応。ヘディングシュートがポストを叩き、こぼれ球をFWサムエレ・ロンゴが押し込む形となった。なお、インテルは4-2で勝利している。

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