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「ぶちくらせ」問題で北九州が見解と経過報告

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 ギラヴァンツ北九州は17日、一部で議論となっている応援方法についてのクラブとしての考えと経過を公式サイトで報告した。

 議論となっているのは、北九州のサポーターが応援で連呼する言葉の問題で、クラブによると、昨年、Jリーグが差別的な掲出物問題で揺れたことから、それまで応援コールにあった「息の根止めろ」と「ぶちくらせ」の使用停止を応援団体の代表者に口頭で申し入れたのだという。

 しかし、「息の根止めろ」は停止されたが、「倒せ」という意味の方言「ぶちくらせ」に関しては、地元愛を表現したいサポーター側との見解の相違を残したまま、現在まで使用は継続されていた。

 先日、新聞などで大きく報道されたことで、クラブにはファン、サポーター、市民から中止にすべきではないかとの多くの意見が寄せられたという。クラブは「応援団体の自発的コールリードに対し、チームの結束と選手の士気を鼓舞する内容については感謝と敬意を払ってきました」とした上で、「『ぶちくらせ』がどのような意味で使われているかを問題にしているのではなく、ギラヴァンツ北九州のすべての支援者の中にも多様な受け止め方があり、スタジアムにおいては否定的な受け止め方をする応援者の呼応が得られず、クラブが目指す『スタジアムが一体となってチームを応援する雰囲気づくり』を困難にする要因になると危惧しています」と説明。現在も応援団体と協議の同意には至っていないが、7月9日に文書によるクラブの見解と中止の申し入れを行ったと報告した。

以下、北九州が公式サイトに掲載した応援団体に渡した文書の内容抜粋

【ギラヴァンツ北九州の理念】
ギラヴァンツ北九州は、「子どもに夢と感動を!街に誇りと活力を!」を2001年のニューウェーブ北九州創設以来、クラブ理念として掲げている。

【ギラヴァンツ北九州が目指す将来像】
・スポーツで北九州のシンボルとなる
・あらゆる世代の市民のための総合スポーツクラブとなる
・地域と共に世界につながり、世界にはばたくクラブとなる

【ギラヴァンツ北九州に求められるものとは】
ファン、サポーター、株主、スポンサー、行政、地域、すべての支援者に支えられ、愛される市民クラブ「ギラヴァンツ北九州」として、街に誇りと活力を生みだす存在となる。

【「ぶちくらせ」に対するギラヴァンツ北九州としての見解】
・応援団体はクラブにとって大事な支援者です。すべての支援者と同様に、クラブと相互に感謝とリスペクトを有していく存在であると考えます。
・今回の「ぶちくらせ」の表現は、感受性豊かな子どもたちにスタジアムという空間で、技を競い、勝負に拘りながらも相手をリスペクトし、フェアな戦いを表現するというスポーツの価値を体感してもらうためには不適切な表現だとクラブは考えています。
・従って、スタジアムでの応援において、歌詞と掲出物から「ぶちくらせ」を削除していただきたく要請いたします。
・応援団体はサポーターの中心的存在として、今後ともスタジアムの盛り上げと一体感の創出に協力をいただきたいと希望します。

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