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新加入スターリングが先制点! ハートがPK2本ストップ! シティがローマとの白熱の試合を制す

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[7.21 IC杯 ローマ2-2(PK4-5)マンチェスター・C]

 インターナショナルチャンピオンズ杯は21日、オーストラリアラウンド2日目を行い、ローマ(イタリア)とマンチェスター・シティが対戦した。2-2で決着がつかず、突入したPK戦の末にPK5-4でシティが勝利した。

 昨季リーグ戦2位に終わった両クラブの試合は開始3分で動いた。シティは中盤でボールを奪うとハーフェーライン上から18歳FWケレチ・イヘアナチョが浮き球パス。これに抜け出した新加入のMFラヒーム・スターリングがGKとの1対1から右足シュートを流し込み、スターリングの移籍後初ゴールで先制に成功した。

 対するローマも反撃。前半8分、MFジェルビーニョのパスを受けたMFミラレム・ピャニッチがミドルレンジから右足一閃。これがゴール右上に突き刺さり、あっさりと試合を振り出しに戻した。

 前半9分、シティはMFダビド・シルバが強烈な左足シュート。これは相手GKに弾き出され、同23分にはスターリングがPA左でドリブルで仕掛けて、MFアレッサンドロ・フロレンツィに倒されるも笛はならない。ローマも同43分に右CKからフリーでMFダニエレ・デ・ロッシが頭で合わせたが、逆転とはならず、1-1で前半を終えた。

 お互いに選手を代えて臨んだ後半も開始早々に試合が動いた。同6分、相手のバックパスに反応したイヘアナチョがボールを奪い、冷静に左足シュートをゴールネットに突き刺し、シティが2-1と引き離した。

 その後は均衡した状態が続き、お互いに決定機を作れないでいた。それでも昨季セリエAの2位も意地を見せた。後半42分、ローマはペナルティーアークでFKを獲得するとMFアデム・リャイッチが右足シュート。これがDFアレクサンダル・コラロフをかすめてゴール左におさまり、2-2と終盤に再び同点に追いつき、試合はPK戦に突入した。

 お互いに1本目を決めて迎えた2本目、先攻のシティはコラロフが大きく枠を外してしまう。それでもイングランドの守護神が流れを大きく変える。2本目以降、両チーム全員が決めて迎えたシティ5人目はGKジョー・ハートが自ら豪快に決めると、ローマ5人目のFWドゥンビア・セイドゥのシュートをハートがセーブ。さらに6人目のMFセイドゥ・ケイタのPKを止め、PK5-4でシティが白熱の試合を制した。

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