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チーム人件費はここ4年で約33億円増加…鳥栖が大幅増、鹿島が大幅減

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 Jリーグは22日、各クラブの経営情報を開示した。各クラブの人件費も公表され、1位は柏レイソルの20億5900万円。3年連続の1位となった。2位は浦和レッズで20億5400万円、3位は名古屋グランパスで20億5300万円だった。

 14年シーズンにJ1、J2に所属し、2011年から人件費を公開している37クラブの推移を見ると、ここ4年で総合計は33億3500万円増加。最も増やしたのはサガン鳥栖で+8億2300万円。鳥栖は2期連続の赤字を計上しており、人件費の圧迫がクラブ経営に大きな影響を与えていそうだ。

 また、逆に一番大きく減らしたのが鹿島アントラーズで5億400万円。2011年度は名古屋に次ぐ2位の20億6600万円だったが、14年度は15億6200万円で全体の9番目になっている。

 全体では25クラブのチーム人件費が増加、12クラブが減少させている。

■14年度チーム人件費(11年度比)

▽J1
柏 20億5900万円 (+1億4000万円)
浦和 20億5400万円 (+1億6800万円)
名古屋 20億5300万円 (▲1億1400万円)
G大阪 18億1500万円 (▲1億9500万円)
横浜FM 17億6500万円 (+3億2400万円)
大宮 17億2000万円 (+4億600万円)
FC東京 17億900万円 (+2億8200万円)
C大阪 16億8000万円 (+4億9500万円)
鹿島 15億6200万円 (▲5億400万円)
川崎F 15億4600万円 (▲4100万円)
清水 13億5400万円 (▲2200万円)
広島 13億4900万円 (+2500万円)
神戸 13億4800万円 (+3億3800万円)
鳥栖 11億7600万円 (+8億2300万円)
仙台 11億4100万円 (+1億3400万円)
新潟 10億8500万円 (+2億7600万円)
徳島 9億2700万円 (+4億3700万円)
甲府 7億5900万円 (+8800万円)

J1合計 271億300万円(+30億6100万円)

▽J2
磐田 13億5200万円 (+5300万円)
千葉 10億6500万円 (+6200万円)
京都 6億9500万円 (▲2億円)
岐阜 5億300万円 (+3億1100万円)
岡山 4億9900万円 (+1億3600万円)
横浜FC 4億9300万円 (+1500万円)
山形 4億6300万円 (▲2億4300万円)
湘南 4億5200万円 (▲5900万円)
松本 4億4300万円 (―)
札幌 4億3000万円 (▲8300万円)
福岡 4億1700万円 (▲1100万円)
大分 3億4900万円 (+5600万円)
東京V 3億4600万円 (+4600万円)
長崎 3億3500万円 (―)
富山 2億9900万円 (+5300万円)
栃木 2億9200万円 (▲4100万円)
北九州 2億8400万円 (+6200万円)
熊本 2億7600万円 (+1900万円)
愛媛 2億5700万円 (+5100万円)
水戸 2億3500万円 (+8300万円)
讃岐 1億8000万円 (―)
群馬 1億6800万円 (▲3600万円)

J2合計 98億3200万円(+2億7400万円)
J1・J2総合計 369億3500万円(+33億3500万円)


▽J3
長野 1億9200万円
金沢 1億7000万円
鳥取 1億6200万円
町田 1億2000万円
福島 9800万円
秋田 9200万円
琉球 7600万円
盛岡 6100万円
相模原 5200万円
藤枝 2400万円
YS横浜 1800万円

J3合計 10億6500万円

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