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G大阪からは最多6名!27歳米倉、26歳倉田が「驚き」初招集

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は23日、東アジア杯を戦う日本代表メンバー23人を発表した。今大会は国際Aマッチデー期間中ではないため、海外組の招集ができない。よって、全23選手が国内組という陣容になった。必然的に初招集も多くなり、FW倉田秋(G大阪)、FW浅野拓磨(広島)、MF武藤雄樹(浦和)、DF米倉恒貴(G大阪)、DF遠藤航(湘南)の5人が日本代表に初選出された。

 ガンバ大阪からは最多の6名が招集された。GK東口順昭、FW宇佐美貴史、DF丹羽大輝のハリルジャパンの常連が順当に選出を受けたほか、DF藤春廣輝が3月の代表戦以来の復帰を果たした。公式サイトを通じ、宇佐美が「出場はもちろん、しっかりと結果を出したい。チームメイトも多数選出されているので、ガンバの誇りを持って戦ってきます」と意欲を見せれば、東口も「選出されるだけでなく、しっかりと試合に出場して自分の持ち味を出せるよう練習から取り組んでいきます」と力を込めた。

 初招集となった2人も闘志を燃やしている。米倉は14年に千葉からG大阪に加入。移籍1年目で右SBのポジションを確保すると、3冠制覇に大きく貢献した。左SBの藤春と代表で“両翼ガンバ”を形成することになる27歳は「驚きと同時に、ガンバ大阪という、素晴らしいプレーヤーがいるチームでプレーしてきたことが初選出に結びついたと感謝しています。未知の場所ですが、しっかりと自分自身をアピールしてきます」と意気込んだ。

 倉田はG大阪の下部組織出身。ルーキーイヤーにリーグ戦デビューを飾るなど期待され続けたが、2010年に千葉、翌年にC大阪へのレンタル移籍を経験するなど、苦労を重ねた。12年にG大阪に復帰後はコンスタントに出場を重ねて26歳にして初のA代表の座を掴み取った。「目標にしていた場所なので、選出されて光栄に思う」とした倉田。「同時に、支え、応援してくださる方々に感謝します。しっかりとアピールして定着できるよう、必死に頑張ってきたいです」と活躍を誓っている。

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