パリSGFWズラタン・イブラヒモビッチは、MLSへの移籍も視野に入れているのかもしれない。

　ミランやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されているイブラヒモビッチ。だが23日、『ヤフー・スポーツ』のインタビューで、イブラヒモビッチは次のように述べている。

「アメリカでプレーしたいね。どのチームかは言えない。でも、素晴らしい経験になると思う。アメリカのサッカーはすごく成長していると思うよ」

「10年前にここに来たときは、今のようなレベルじゃなかった。でも、今は成長している。正しい方向で成長しているんだ。僕は、アメリカのサッカーが欧州のレベルになることを願っている」

　元イングランド代表のMFスティーブン・ジェラードやMFフランク・ランパード、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロなど、この夏もMLSには多くのビッグネームが加わっている。

「ここに来て、ここでプレーしたいという選手は多いと思う。キャリアの最初はそうじゃないかもしれない。でも、キャリアの後半では、サッカーと同時にアメリカで生活するチャンスを得て、アメリカを楽しみたいと思うんじゃないかな」

　ただし、イブラヒモビッチはアメリカに移籍する場合でも目指すはトロフィーだと強調している。

「名前だけで来るような選手にはなりたくない。もしもアメリカに来るなら、大きな結果が欲しいんだ。そうじゃなければ来ない。タイトルを獲得する。そのために僕はプレーしているんだ。それが僕の仕事なんだよ」

---

●セリエA2015-16特集