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P・ソウザのフィオレンティーナ、PK戦でベンフィカに勝利

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 24日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ、ベンフィカフィオレンティーナの一戦は、PK戦の末にフィオレンティーナが勝利した。

 大会初戦でそれぞれパリSGに敗れている両チームは、連敗を避けたい思いもあってか、夏のプレシーズンマッチにもかかわらず前半から激しく衝突。前半だけで両軍合わせて5枚のイエローカードが出されている。

 フィオレンティーナは7分、中央でうまくパスをつなぎ、最後はベルナルデスキのアシストからイリチッチが狙うが、シュートは枠をとらえない。

 一方のベンフィカも15分、速攻からガイタンのパスを受けたジョナタンが、ペナルティーエリア左から右足でカーブのかかったシュートを放つが、フィオレンティーナの新戦力セペのセーブで阻まれる。

 フィオレンティーナ27分にアロンソ、直後にもイリチッチと、立て続けにミドルシュートでベンフィカゴールを襲ったが、いずれもボールが枠に飛ばず、前半はスコアレスで終わった。

 ハーフタイムはフィオレンティーナがジュゼッペ・ロッシを投入したのみで、両チームともほとんど交代を行わず。フィオレンティーナ56分、バレロのスルーパスを受けたイリチッチのシュートがクロスバーに嫌われ、惜しくも得点ならず。

 ベンフィカは直後、ジョナスが中央のスペースを突いてチャンスを手にするが、シュートは枠に飛ばない。すると67分、裏を取られかけたルイゾンがイリチッチを後方から引っ張り、2枚目のイエローカードで退場。フレンドリーマッチながら10人での戦いを余儀なくされる。

 72分に新加入のマリオ・スアレスを投入したフィオレンティーナは、76分に後半から出場のG・ロッシがレビッチと交代する。10人となったベンフィカを相手に、攻めつづけたフィオレンティーナだったが、最後まで得点できなかった。

 PK戦では5人全員成功のフィオレンティーナが、ベンフィカ5人目を止めて勝利している。


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