beacon

水戸が快勝で6戦負けなし!カズ途中出場の横浜FCは3連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.26 J2第26節 横浜FC0-2水戸 ニッパツ]

 水戸ホーリーホックが敵地で横浜FCを2-0で下した。水戸はリーグ6戦負けなし。横浜FCは3連敗。7月に行った6戦で5度目の完封を許してしまった。

 前半、チャンスの数で上回ったのは横浜FCだった。決定機は前半16分、バックラインでもたつくDF新里亮からボールを奪ったFW小野瀬康介がドリブルで持ち込んでGKと1対1を作るが、力が入ってしまったのか、シュートは枠左に外れる。同35分にも横浜FCは、FW大久保哲哉の反転シュートはDFにカットされたが、跳ね返りをDF永田拓也が押し込む。しかしこれもGK本間幸司の好セーブに阻まれ、先制点には繋がらなかった。

 一方の水戸はボールが繋がる場面がほとんどなく、チャンスらしいチャンスを作れないまま、前半を終えた。ただ後半に入ると流れが変わる。特に後半12分にDF石川大徳に代えてFW山村佑樹を投入してからは、攻撃陣が一気呵成に出る。すると後半20分、FW三島康平がジャンピングボレーで入れた浮き球パスを山村が胸で落とす。これをフリーになっていたFW馬場賢治が冷静に蹴り込み、1点の先行に成功した。馬場は2試合連続ゴール。

 横浜FCは後半30分に2試合ぶりのベンチ入りとなったFW三浦知良を投入。同時にMF野崎陽介を投入する2枚替えで勝負に出る。カズは6月28日に行った敵地での水戸戦でも途中出場で得点しており、サポーターも期待をかける拍手で送りだした。

 しかし次の得点を奪ったのは水戸だった。後半35分、右サイドから山村が鋭いクロスを上げると、ペナルティーアーク内から強烈ヘディングシュートで合わせる。GK南雄太も反応したが弾ききることができなかった。後半に主導権を握り返した水戸が2-0で勝利。2戦ぶりの勝利で負けなしを6戦に伸ばした。


▼関連リンク
[J2]第26節 スコア速報

TOP