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ファン・ハール、C・ロナウドの獲得は「不可能」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督はレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を望む一方、ユナイテッドへの“復帰”は現実的ではないと考えているようだ。英紙『ミラー』が報じている。

「もちろん、ロナウドと契約したいよ。しかし、それは不可能だ。彼を獲得するのに費やす金額のことを考えればね」

 昨夏、イングランド史上最高額となる移籍金5970万ポンド(約115億円)を費やし、レアル・マドリーからMFアンヘル・ディ・マリアを獲得したユナイテッドだが、その補強は失敗に終わり、わずか1年でパリSGへの放出が濃厚となっている。

 そこで得た移籍金を新たな補強に回すのではないかとも言われており、地元メディアの『マンチェスター・イブニング・ニュース』はC・ロナウド獲得へクラブ史上最高額の移籍金を用意していると報じていた。

 指揮官はこの報道を否定した格好だが、得点が取れる新たなストライカーの補強は必要だと考えているようだ。

「チェルシーにはエデン・アザールがいる。彼はいつでも得点を取ることができる選手だ。マンチェスター・シティにはセルヒオ・アグエロがいる。彼も同じタイプの選手だ。バルセロナにはリオネル・メッシ、ネイマール、そしてルイス・スアレスがいる。我々、マンチェスター・ユナイテッドはこれらのクラブと渡り合っていかないといけない。そのためにはこうしたタイプの選手が必要だ」

 今夏の移籍市場でMFモルガン・シュネデルラン、MFバスティアン・シュバインシュタイガー、FWメンフィス・デパイ、DFマッテオ・ダルミアン、そしてGKセルヒオ・ロメロを獲得したユナイテッド。しかし、指揮官はまだまだ満足していないようだ。

「もしそのようなレベルの選手をリーズナブルな値段で買うことができるなら、間違いなく買いに行く。アシュリー・ヤングは昨シーズン、素晴らしい活躍を見せてくれた。しかし、彼はネイマールではない。我々はそのレベルの選手と競い合う必要があるんだ」

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