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ハメスが豪快FK弾、レアルがインテルに3発快勝…途中出場の長友は左SHでプレー

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[7.27 IC杯 インテル 0-3 R・マドリー]

 インターナショナルチャンピオンズ杯は27日、中国ラウンド2日目を行い、DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)とレアル・マドリー(スペイン)が対戦し、レアルが3-0の完封勝利を収めた。ベンチスタートとなった長友は後半37分から出場したが、ゴールには絡めなかった。

 序盤から両チームともに積極的にシュートを狙う中、徐々にレアルがシュートチャンスを増やしていく。前半15分にはFWクリスティアーノ・ロナウドが直接FKでゴールを脅かしたものの、GKサミール・ハンダノビッチに弾き出された。さらに同16分にはFWヘセ・ロドリゲスのパスを受けたC・ロナウドが狙うもボールはゴール右へと外れてしまう。

 前半20分にはFWマウロ・イカルディがミドルレンジからシュートを放つも、ボールはわずかにゴール右へと外れた。同23分にはレアルが決定機を作ったがMFイスコの強烈なシュートはハンダノビッチにストップされ、こぼれ球に反応したヘセの至近距離からのシュートもハンダノビッチに阻まれた。

 しかし、レアルが前半29分に先制に成功する。左サイドのDFマルセロが上げたクロスを受けたヘセが、寄せてくる相手DFをワンフェイクでかわすと左足でネットを揺らしてスコアを1-0とした。さらに同38分にはカウンターから好機を創出するも、ヘセのパスを受けたC・ロナウドのシュートはハンダノビッチの正面に飛んで追加点とはいかなかった。

 同点に追い付きたいインテルは前半アディショナルタイムに中央を突破したMFマテオ・コバチッチが狙ったが、シュートはGKケイラー・ナバスの守備範囲に飛び、さらにMFエルナネスが直接FKでゴールを脅かしたものの、K・ナバスの横っ飛びのセーブに阻まれてしまった。

 1-0とレアルがリードを奪ったまま後半を迎えると、後半11分にレアルが追加点を奪取する。イスコが蹴り出したCKは一度クリアされるが、FWルーカス・パスケスが後方からのパスを呼び込んで右サイドでフリーとなると、クロスをDFラファエル・バランがジャンピングボレーで押し込んでリードを2点差に広げた。

 両チームが積極的に選手交代を行う中、後半37分にピッチに送り込まれた長友は4-4-2の左サイドハーフの位置に入った。その後、同41分にMFハメス・ロドリゲスが直接狙ったFKがハンダノビッチに弾き出されたものの、同44分に再びJ・ロドリゲスが狙った直接FKが鮮やかな軌道を描いてネットを揺らし、レアルが3-0でインテルを下した。


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