beacon

暴行事件で解任のエレーラ氏が謝罪 「メキシコ代表監督が取るべき姿勢ではなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 メキシコ代表監督を解任されたミゲル・エレーラ氏が自身の非を認め、謝罪を行った。

 エレーラ氏が率いたメキシコは、先日まで開催されていたCONCACAFゴールドカップで優勝。だが、ジャマイカとの決勝を制した翌日に同国サッカー連盟は指揮官の解任を決定した。

 報道によれば、エレーラ氏はフィラデルフィアの空港で、『テレビ・アステカ』のレポーターであるクリスティアン・マルティノーリ氏に手を上げたという。連盟はこの事件を受け、「簡単な決定ではなかった」としながらも指揮官を更迭することになった。

 マルティノーリ氏を押したことは認めつつ、暴力ではなかったと主張していたエレーラ氏だが、その後謝罪の言葉を述べた。メキシコ『テルセーラ』など複数メディアが伝えている。

「あらゆる種類の批判や侮辱、私自身や私の家族に対する中傷を受けた。それでも、メキシコ代表チームの監督が取るべき姿勢ではなかったことは明らかだ」

「ファンやテクニカルスタッフ、選手たち、メキシコサッカー連盟、メディアに対して、公の形で謝罪をしたい。スポーツの上ではポジティブな結果を出せていただけに、このような残念な理由で監督の座を去るのは非常に悲しいことだ」

 今後のロシア・ワールドカップ予選に向けて、メキシコ代表は新監督を探すことになる。『マルカ』メキシコ版は、国内で実績のある数人の監督のほか、チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督やマルセイユのマルセロ・ビエルサ監督なども新監督の候補に挙げている。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP