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マインツの同僚が武藤を絶賛、「素晴らしいアクションを見せる」

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 マインツに所属するオーストリア代表MFユリアン・バウムガルトリンガーは、クラブがこの夏獲得した新戦力に満足しているようだ。マインツ公式チャンネルによるインタビューで、特にFW武藤嘉紀のプレーを気に入った様子をうかがわせている。

 マインツは29日に行われたプレシーズンマッチでラツィオに3-0の快勝を収めた。44分にはダルムシュタットから加入したDFレオン・バログンがスルーパスを通すと、ボールを受けた武藤が相手ペナルティーエリアに侵入して折り返し、グラウンダーのボールをMFユヌス・マリが押し込んで先制点。2人の新戦力が絡んだ形でのゴールだった。

 バウムガルトリンガーは試合後、1-5で大敗を喫した先日のモナコ戦を引き合いに出し、「テストマッチは結果だけで最高とも最悪とも評価できない」とコメント。その一方で、新加入選手たちの順応ぶりを次のように称賛している。

「素晴らしい新選手たちを迎えた。以前にも言ったけど、彼らはピッチ外だけではなく、プレーでもすごくうまく馴染んでくれている。新しい環境に適応する必要なんてなかったようにも感じられるね」

「ヨッシ(武藤)なんて、言葉の壁もあるのに、ものすごくうまく詰め寄せる走りを見せてくれる。ボールを持っても、持たなくても、素晴らしいアクションを見せてくれるんだ。こういう新しい選手たちが加わったのはうれしいよ」

 マインツの次の試合は8月1日、イングランド2部のロザラム・ユナイテッドとの対戦。センターフォワードとしての起用が続く武藤だが、同僚や監督の信頼をさらに高めるためには、公式戦スタート前の「最後のリハーサル」と位置づけられるこの試合でゴールがほしいところだ。

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