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武漢入りのハリル監督が森重とともに試合会場で会見

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 東アジア杯に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督とDF森重真人(F東京)が31日、中国・武漢の試合会場で記者会見を行った。

以下、会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督
「(渋滞の影響で会見のスタートが遅れたことを受け、)到着が遅れましたが、私たちのせいではありません。選手には疲労があるが、そうであったとしても、やる気と野心を持っている。昨日の夜、選手とミーティングをした。この試合を勝とうという話をした。まだチームがどのような状態にあるか把握していないので、その可能性が我々にあるかどうかはまだ分からない。今から少しトレーニングをして、明日もトレーニングをする。もし我々に1週間、準備期間があればよかったが、残念ながらそういう時間を与えられなかった。そうは言っても、良い試合をして、良い大会にしたいと思っている」

―メンバー発表会見で3つのシステムを考えていると話したが?
「3つのオーガナイズの話をしたが、3つの異なるプランがあるということだ。どれを使うかは選手の状態を見てから決める。Jリーグのこの前の試合で、かなりの選手が疲労していた。一人の選手がケガで来ることができなかった。3人の選手が今も少しケガを抱えている。彼らが最初の試合に出られるかどうかは分からない。それも含めて準備をする。明日のトレーニング後にしっかり様子を見て、最初の試合にだれを使うか決めたい。頭の中にはそのために3つのオーガナイズがある。明日のトレーニング後にどれを使うか決めたいと思っている」

―どこのポジションで新しい発見があればいいと考えているか?
「8人の新しい選手が来た。初めて私とトレーニングする選手たちだ。まず彼らを勇気づける話をした。彼らが試合に出るかどうかは明日考える。彼らを呼んだということは、彼らに期待しているということ。新しい選手のほとんどが初めてA代表として試合をする。彼らが試合に出るかどうかは、また様子を見たい。この3試合で可能性のある選手をできるだけ使いたいと思うが、最初から出るか途中から出るかは分からない。この大会では多くのことを予想している。まだ一度もトレーニングができていないので、選手の状態を見ないと何とも言えない。今のところ、一番大事なのは疲労回復。明日の午後、普通のトレーニングを少しできる。それがきちんとトレーニングできる唯一の機会だ。選手全員のモチベーションは高い。選手のモチベーションに期待しているし、それが試合に出ることを望んでいる」

●DF森重真人
―前回大会の経験を踏まえ、東アジア杯の難しさは?
「新しいメンバーで大会に臨むことになるが、もちろん、優勝を目標にしてやる。前回大会で優勝したが、決して簡単なことではなかった。前回、優勝したことで、さらにこの大会は難しいものになると感じている。次の試合が大事になると思うので、その試合のことだけを考えながら、準備期間は短いけど、いい準備をしていきたい」

(取材・文 西山紘平)

●東アジア杯2015特集

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