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モウリーニョに反論するベンゲル「勝つための選択だった」

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[8.2 FAコミュニティーシールド チェルシー0-1アーセナル]

 14-15シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーとFA杯王者アーセナルによるFAコミュニティーシールドが2日、ウェンブリー・スタジアムで行われた。アーセナルが1-0で勝利し、連覇を果たしている。

 試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はアーセナルが守備的だったことについて揶揄すると「哲学をロッカールームへ置いてきた」と表現した。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はこれに反論。そのコメントを英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 ベンゲル監督は「私たちは何も捨てていない」とキッパリ。「おそらく選手たちの頭の中にチェルシーという精神的なハードルがあったからこそ、今日は守備的になったのではないかと思う」と語った。

「我々は1点取った後に追加点を目指すのではなく、1点を守ることに執心した。それを受け入れなければならなかった」

「私は哲学を放棄したとは思ってない。全ては勝利のために選んだことだ。その選択を誇りに思っている」

 ジョゼ・モウリーニョ監督の率いるチェルシーに対して、13試合も勝利がなかったベンゲル監督。ようやく白星を手に入れた。

 指揮官は「正直にいって、個人的にその記録は全く気に留めていなかった。しかし、試合前の会見で毎回このことが話題になれば、チームへ影響を与える可能性はあるかもしれない」と言うに留めた。


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