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[総体]東京王者・関東一、羽黒のセットプレーなどに苦しむも3発初戦突破

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[8.3 全国高校総体1回戦 羽黒高 1-3 関東一高 みきぼうパークひょうご第1球技場]

 東京王者の関東一高(東京1)が羽黒高(山形)に3-1で快勝。清水桜が丘高(静岡)と戦う2回戦進出を決めた。

 関東一は前半4分、右CKをニアサイドのMF野村司がヘディングシュート。これはGKが反応したが、こぼれ球をCB中村翼が頭で押し込んで先制点を奪う。

 幸先よくリードを奪った関東一だが、なかなか思うような試合運びをすることができない。中盤で相手を網にかけることができず、羽黒にサイド攻撃へ持ち込まれると、抜群の突破力を見せていたFW伊藤瀬七やFW百瀬豪の仕掛けに苦しめられた。敵陣でセットプレーを奪うことに成功していた羽黒は24分、MF佐藤郁の右FKを伊藤が頭で合わせて同点に追いつく。

 それでも関東一は28分、中盤で前を向いた野村が絶妙のスルーパス。これでGKと1対1となったFW岡崎仁太朗が右足で勝ち越しゴールを奪った。

 羽黒は前半32分に右FKからCB古澤孝一がヘディングシュートを放つなどセットプレーで強さを示し、球際でも厳しく良くファイトしていたが、後半12分に左クロスから伊藤が放ったヘディングシュートが枠を外れると、直後の16分に痛恨の失点を喫してしまう。関東一は左サイドのFW高橋快斗が入れたラストパスにFW鈴木隼平が走り込むと、羽黒DFがオウンゴール。この後、関東一は存在感を示した10番MF冨山大輔中心に再三ビッグチャンスを作りながらも、シュート精度を欠いて追加点を奪えなかった。それでも、中村、CB鈴木友也中心に相手の反撃を断ち、初戦突破を果たした。

[写真]前半4分、関東一は中村が先制ゴール


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