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[総体]地元で勢いづく滝川二が連日のPK戦勝利、帝京三には16強の壁

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[8.5 全国高校総体3回戦 滝川二1-1(PK8-7)帝京三 三木総合防災公園陸上競技場]

 滝川二高(兵庫1)が連日のPK戦を制して8強に駒を進めた。

 帝京三高(山梨)と対戦した滝川二は、前日の2回戦同様、この日も先に得点を与えてしまう。後半22分、帝京三はDF鮫島龍のFKをMF加藤竜基がヘディングで合わせると、ループ気味のシュートがゴールマウスを捕え、先制に成功した。

 しかし後半28分、滝川二はDF谷田想太朗のアシストから途中出場のFW溝田大輝が右足で蹴り込み同点。この日も追いつく展開で、PK戦に持ち込んだ。

 PK戦は互いに譲らず5人目までを成功させると、サドンデスに入って迎えた6人目、先攻の滝川二高は前日のヒーローMF田中聖也がPK戦直前に交代で入っていたGK松本大亮に止められ万事休す。しかしその裏のPKで、この日得点を奪っている加藤のキックを今度はGK桑原拓都が止めて窮地を脱する。そして帝京三の9人目、MF井上大地のシュートを桑原が止めて、連日の死闘を勝利で締めくくった。

 地元Vへ向け盛り上がりを見せる滝川二高。7日の準々決勝では市立船橋(千葉2)と対戦する。

 一方の帝京三高は昨年に続く16強敗退。12年大会も16強で敗退しており、またも壁に跳ね返されてしまった。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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