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[総体]U-17代表GK脇野の背中追う東福岡GK前島、チームのために「1番を取ってやる」という気持ちで

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[8.9 全国高校総体決勝 東福岡高 1-1(PK6-5)市立船橋高 ノエスタ]

「ボトルとか試合のサポートをやっていて、出場こそなかったんですけど、ずっと『優勝したい』という気持ちはみんなと一緒に持っていた。サポートしていて良かったと思います」。東福岡高の優勝の瞬間をピッチサイドで味わったGK前島正弥(2年)は充実した表情を見せていた。準決勝では後半アディショナルタイムに交代の準備を完了させていたが、試合が最後まで切れずに出場のチャンスを逸した。だが、全国出場は次の機会に必ず掴むつもりだ。

 先輩のU-17日本代表GK脇野敦至が代表チームの活動で不在の際、プレミアリーグWESTでフル出場も経験している2年生GKは、全国制覇からまた意気込みを新たにした様子。「脇野さんが日本代表で自分は2番手ということでプレッシャーを感じるんですけど、自分が『1番手を取りに行く』という気持ちがあれば脇野さんも『負けたくない』という気持ちでさらに2人とも成長できると思うので、選手権まで、これからもずっと『1番を取ってやる』という気持ちで練習から頑張っていきたいと思います」。

 前島が代表GK脇野を脅かす存在になれば、チームのレベルは間違いなく向上するはず。少しでも脇野に近づき、追いつく存在になれるように日々努力していく。

(取材・文 吉田太郎)
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