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マルセイユ監督就任の打診を受けたクロップ氏、休養の意志は変わらず

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 マルセロ・ビエルサ前監督が突然の辞任でチームを去ったマルセイユは、新たな指揮官としてドルトムント前監督のユルゲン・クロップ氏を招へいすることを検討したようだ。だがクロップ氏の代理人はフランス行きの可能性を否定している。

 ビエルサ監督は今季開幕戦でマルセイユがカーンに敗れたあと、会見で突然の辞任を発表。「ここでの仕事は終わった」としてクラブを去った。直前には契約延長が合意に達していると話しており、選手も指揮官の決断を知らなかったというまさに驚きの辞任発表だった。

 当面は、ビエルサ監督のアシスタントを務めていたフランク・パッシ氏が暫定監督としてチームの指揮を執る予定。だがフランス『レキップ』は、マルセイユがすでにクロップ氏に就任打診の連絡を入れたと伝えた。

 これに対し、クロップ氏の代理人マルク・コジッケ氏はマルセイユからの関心を認めながらも、現時点での現場復帰はないと主張した。ドイツ『ビルト』に次のように話している。

「そのとおりだ。マルセイユは強い関心を示した。だがユルゲンが仕事を再開するときはまだ来ていないよ」

 ドルトムントでの7年間の激務を終えたクロップ監督は、しばらくは休養を取りたいという意志を以前にも表明していた。『ビルト』によれば、少なくとも冬までは休養することを考えているという。
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