beacon

名古屋完敗も18歳杉森考起がJ1リーグ戦デビュー

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.12 J1第2ステージ第6節 名古屋0-3横浜FM パロ瑞穂]

 名古屋グランパスはホームで横浜F・マリノスに0-3で完敗。中断前、第2ステージ2位だった順位は7位まで下がった。

 敗戦の中で18歳の若武者が可能性を示した。2点ビハインドの後半40分、FW小屋松知哉と交代でFW杉森考起がピッチに送り込まれる。同42分にはFKのこぼれ球を拾うと右サイドからエリア内に侵入。クロスは相手DFの網に引っ掛かり味方まで届くことはなかったが、スタジアムを盛り上げた。

 杉森は高校3年生世代の18歳。名古屋にはU12チームから在籍し、全国優勝を果たすなど、名を轟かせた。順調な成長を見せると、14年にクラブ史上最年少でプロ契約を締結。同年行われたブラジルW杯には日本代表のトレーニングパートナーとして、現大分のMF坂井大将とともに帯同した。

 昨年、ナビスコ杯ではすでに名古屋デビューを果たしていたが、リーグ戦はこれまで未出場。しかし今季はベンチ入りの機会も増え、リーグ戦デビューも間もなくとみられていた。チームを勝利に導くことは出来なかったが、“名古屋の未来”が新たな一歩を踏み出した。


▼関連リンク
[J1]第2ステージ第6節 スコア速報

TOP