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ワンチョペ氏がコスタリカ代表監督を辞任、スタンドで警備員を突き飛ばす

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 コスタリカサッカー連盟は12日、コスタリカ代表のパウロ・ワンチョペ監督が辞任したと発表した。過去にはFC東京にも所属していたワンチョペ氏は昨年、同代表監督へ就任していた。

 英『デイリーメール』や『スカイスポーツ』などが詳細を報じている。ワンチョペ監督は今月11日に行われたコスタリカU-23代表のリオ五輪・北中米カリブ海予選のパナマ戦をスタンドで観戦した。試合は0-0で終了し、判定へ苛立ちを募らせた同監督がピッチレベルへ降りる際に事件は起きた。

 スタンドからピッチへ続く階段を下りようとするワンチョペ氏。警備で立っていた少年が、通すことはできないと言いたげな不安げな表情でゲート前に立つと、同氏は正面から、この少年を突き飛ばした。すると、それを後方から見ていた男性がワンチョペ氏へ殴りかかり、キックも見舞った。必死に抑え込もうとするワンチョペ氏はスタンドのイスへ倒れこみ、止めに入った複数の人間によって、事態は収拾されたという。

 試合後に同監督がピッチレベルへ下りる許可があったものの、現場には伝わっておらず、今回の件が起きてしまったようだ。

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