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[MOM1442]桃山学院MF谷口諒(3年)_得点力向上へ、ボランチが試合決める2発

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 ミズノカップU-18IN熊本サバイバルマッチ 桃山学院高 2-1 近大和歌山高 大津町総合運動公園多目的広場]

 全国高校総体への出場枠2を争った大阪府予選は、大阪桐蔭高、履正社高と勝ち点で並びながらも得失点差に泣いて3位。桃山学院高はわずかな差で全国切符を逃した。ボランチのMF谷口諒は「チャンスもあったのに外していて、(関大北陽戦は2-0から)最後に点決められて2-1とかなったので、得失点で厳しくなった」と悔しがる。そのMFがこの日は2ゴールを決めて勝利に貢献した。

 セカンドボールを味方に傾け、サイドへの展開や思い切りよくゴール前に入っていく動きが特長の谷口はサイドにボールが入った際に、これまで以上にマークを外してからゴール前に飛び込んでいくことを意識。この日は前半25分に右クロスを頭でゴールへ沈め、1-1の試合終了間際には決勝ゴールを決めた。

「(きょうは)グラウンド悪くて自分たちのパスとかも全然できない状況だったので、FWの裏に蹴って、セカンド拾って繋いでいきたかったんですけど、前半とか初めの方はあまりできなかった」。

 試合内容については満足していないが、「もっと点取れれば」と悔しい思いをした総体予選から一歩前進する2ゴール。「獲ってサイドに散らして最後クロスボールに入っていく」という持ち味の精度をより高めながら、今大会はゴールを連発してチームを目標の優勝へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
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