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上位陣総崩れの中…4位C大阪は玉田のPKで最下位岐阜に勝利

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[8.15 J2第29節 C大阪1-0岐阜 金鳥スタ]

 4位セレッソ大阪はホームで最下位のFC岐阜に1-0で競り勝ち、3試合ぶりの白星を挙げた。順位は4位のまま変わらなかったが、この日は首位大宮、2位磐田、3位東京Vがそろって敗れたため、勝ち点差を縮めることに成功。3位東京Vとは勝ち点1差、自動昇格圏の2位磐田とは勝ち点3差となった。

 C大阪は前半10分、オーバーラップからPA内に切れ込んだDF酒本憲幸がDF野垣内俊に倒され、PKを獲得。これをFW玉田圭司がゴール中央に決め、幸先よく先制した。その後も試合の主導権を握るが、MFパブロの直接FKはわずかにゴール左へ外れ、DF丸橋祐介の左クロスに合わせたMF山口蛍のシュートも枠を捉え切れなかった。

 後半もチャンスをつくりながら追加点を奪えないC大阪。新戦力のFWエジミウソンも決定機でシュートを外すなど決め切れず、この日もJ復帰後初ゴールはお預けとなった。それでも1-0のまま逃げ切り、勝ち点3を獲得。最下位の岐阜はこれで3試合連続のノーゴールに終わり、3連敗となった。

 最下位チーム相手にPKによる1点のみでの辛勝。玉田は試合後のインタビューで「勝ったけど、まったくスッキリしない。点を取って勝つことはできたけど、課題が残る試合だったのではないかと思う」と厳しい表情で話し、「勝ちはしたけど、こんな試合をしていたらダメだと思う」と、昇格争いも佳境を迎える中、試合内容には満足しなかった。

[J2]第29節 スコア速報

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