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独紙評価:アシストで好発進に貢献の香川、地元メディアから高評価「プレーを楽しんだ」

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 ドルトムントMF香川真司は15日、ブンデスリーガ開幕戦のボルシアMG戦で1アシストを記録した。ドイツメディアは、香川に高評価を下している。

 15分に香川のアシストからMFマルコ・ロイスが先制点を挙げたドルトムントは、前半のうちにFWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFヘンリク・ムヒタリアンのゴールで3-0とリード。後半にもムヒタリアンがダメ押しとなる4点目を奪い、最高の形で白星発進している。

『ビルト』は、2得点のムヒタリアンや1ゴール1アシストのオーバメヤンに最高点となる「1」をつけ、香川を含めたほかの選手たちにも「2」と高い採点をしている。

 地元の『WAZ』では、ムヒタリアンとDFマッツ・フンメルスが「1.5」と最高。香川は彼らに続く「2」でチーム3位タイの評価だった。同メディアは寸評で次のように評している。

「日本人選手はプレーを楽しんだ。8分には早速先制点を演出したように見えたが、ムヒタリアンがわずかにオフサイドだったようだ。香川の速いショートパスは先制点を導き、ロイスの2度目の決定機(27分)や、3点目の起点となった。特にロイスとは良い連係を見せている。フリーで外してしまった場面(66分)がベストチャンスだった」

 同じくムヒタリアンとフンメルスが「1.5」でチーム最高点だった『ルールナハリヒテン』でも、香川の採点は「2」だった。寸評は以下のとおり。

「彼の先発出場は、誰もが予想していたわけではない。だが、先制点につながった素晴らしいアシストが、監督の決断が正しかったことを示した。ハーフタイムまではチームで最も走り、常にパスを受ける位置に動き、たくさんの正しい判断を下している」

「トゥヘルの下で再スタートを切るドルトムントにおいて、この日本人選手もほぼ得するのみだろう。彼がこのようにプレーを楽しむ姿を見られたのは、最初にドルトムントで過ごした時期以来かもしれない」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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