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先制アシストの香川 「ベンチかなと…」本人も意外な開幕スタメン

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[8.15 ブンデスリーガ第1節 ドルトムント4-0ボルシアMG]

 ブンデスリーガは15日、第1節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでボルシアMGと対戦し、4-0で快勝した。香川はトップ下で先発し、後半40分までプレー。先制点をアシストするなど開幕戦勝利に貢献した。

 事前の現地報道ではベンチスタートという予想もあった香川。「試合前までおそらくベンチかなという気配はあった」と本人も認めるが、「もちろん両方でいける準備はしていた」と、突然の先発起用にも慌てることはなかった。

「今週はすごく良い練習ができていて集中できていた。監督もコーチも『練習が良かった』と言っていたので、そういうのも影響したのかなと思う。緊張感もあったし、なかなかプレシーズンで上手くいっていないところがあったので、不安もあったけど、すごく集中して、試合に入った」

 練習でのアピールから勝ち取った開幕スタメン。前半15分にワンタッチパスで先制点をアシストすると、その後も良いポジショニングで攻撃に絡み、チャンスを演出した。

「最初の時点で点が取れて、開幕戦で、ホームで、勢いに乗れた部分はあった。今は本当にみんなが新しい環境の中ですごくポジティブに、前向きに、新しいサッカーを新しい監督の下でやれている。そういう楽しさだったり、初心に帰るじゃないけど、楽しんでやれているんじゃないかなと思う」

 ユルゲン・クロップ前監督のあとを継ぎ、今季からチームを指揮するトーマス・トゥヘル監督の下、開幕戦を4-0の完封勝利で飾り、最高の形で白星発進したドルトムント。香川は「1試合終わっただけだから、次に切り替えて行きたい」と、視線を前に向けた。

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